そんなんじゃ、模試を受けた意味が無いぞ!

そんなんじゃ、模試を受けた意味が無いぞ!

おはようございます、長谷川です。

今日は模擬テスト活用法についてです。

毎年感じるんですが、模試代をドブに捨ててる子どもたちがいます。
もったいないです。
模擬試験をうまく活用すれば志望校合格の大きな力になるんです。

なので、今日は「志望校合格につながる模擬テスト活用法」についてです。

では、行ってみましょう!

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・模擬試験の代金をドブに捨てる子どもたち

夏期講習も中盤に差し掛かりました。
どこの学習塾でも、夏期講習の成果を試すために模擬試験が行われることと思います。

模擬試験はただ現状の実力を把握するために使うだけではありません。
使い方によっては、志望校合格のためにとっても役に立つものです。

なのに、ただテストを受けて終わりにする子どもたちがいます。
中には結果すら見てない子もいます。

ほとんどの子どもたちが、
模擬試験なんて受けたくない。受けたって意味がない。
と捉えています。

こんなマインドだと、成績を上げたり、志望校に合格するのは無理です。

志望校に合格した生徒、特に逆転で志望校合格した生徒は、みな模擬試験をうまく活用しています。

ですから、今日お話しする「模擬試験の正しい活用法」を、
あなたのお子さんの志望校合格のために、活かしてくださいね。

・模擬試験の正しい活用法

模擬試験を受けるメリットってなんでしょうか?

子どもたちに聞くと
・自分の力を知るため
・偏差値がわかるので志望校選びに使える
などがよく出てきます。

もちろん、その通りなのですが、それだけではありません。

1.実力の把握
2.模試に慣れることで、本番のテストで実力が発揮できる
3.自分の課題点が浮き彫りになる。
4.模試のカリキュラムに沿って中1、中2の復習ができる。
5.総合問題に触れることで、時間内に問題を見極める力がつく
6.見直しを含め、時間配分を体感できる
7.志望校とのギャップがわかるので、それを埋めるための具体的な作戦を練ることができる
8.公立高校受験のための模試では内申点を含めた順位がわかる

今、思いついただけでも、これだけの効果があります。

それぞれ説明しますね。

1.実力の把握

まずはこれでしょう。
例えばダイエットをする時だって、現状の把握をしなければ、具体的な作戦は練れません。

2.模試に慣れることで、本番のテストで実力が発揮できる

これも大事な要因です。

私が初めて学習塾の責任者になった時のことです。
どうしても模擬試験を受験しなかった男子生徒がいたんですね。
何かしら受けられない理由を作って模擬試験を受けなかったんです。

その生徒はサッカー部で活躍していました。
確か県大会2位まで行ってました。もちろんレギュラー選手です。
とても元気で明るくて活発な生徒でした。

だから、本番のテストでも結果を出すと思っていたのですが、まさかの大緊張。入試本番で点数を取ることが出来ませんでした。

試験のときに緊張しすぎて、頭の中が真っ白になったんだそうです。
もちろん結果は不合格。

その子の件があってから、私は生徒や保護者に「必ず模擬試験は受けましょう。模試慣れも志望校に合格するための作戦の1つです」と伝えています。

3.自分の課題点が浮き彫りになる

大事なのは、テスト直しをすることです。
テスト直しをして、間違えた問題が出来るようになれば、模擬試験を受ける前よりも、受けた後の方が実力が作ってわけです。

ここで大切なのが「間違い直し」の意味です。
多くの子どもたちが、間違い直しを赤ペンで答えを写すことと勘違いしています。それは正解写しであって、間違い直しではありません。

間違い直しとは、今度同じような問題が出たら必ず正解できるように勉強することです。

具体的には
1.まず解法を理解する。
2.自分1人で何も見ずに解けるようになる。
3.1週間してからまた解いてみる。
これをやってください。

4.模試のカリキュラムに沿って中1、中2の復習ができる

大手の模試では年間の予定があらかじめ分かっているケースが多いです。ですから、それを頭に入れておけば、効果的に中1、中2の復習もできるわけです。

トップ校に合格する生徒はこれをうまく活用しているケースが多いです。

5.総合問題に触れることで、時間内に問題を見極める力がつく

普段のミニテストだと出来るのに、大きなテストだと結果が出ない子どもに共通するのが、この「問題を見極める目」です。

ミニテストの場合、大体やり方が分かっていますよね?
ところが、大きなテストだと、1つ1つの問題に対して、「これはどの問題で、どんな解き方をすればいいのか、どんな公式を使えばいいのか」それを出来るだけ早い時間で見極めることが必要です。

それが出来なければ、テスト本番で高得点を狙うことは出来ません。
超重要です。

6.見直しを含め、時間配分を体感できる

時間配分も大切ですよね。
見直す時間も含めて、時間配分の練習になります。

見直すときに、◯×△をつけるのをオススメします。
◯は絶対解けてる問題。
△はちょっと自信がない問題。
×は自信が殆ど無い問題。

残り時間によって、△だけを見直しするとかが目で見てわかるので、効率的に見直しが出来ます。

7.志望校とのギャップがわかるので、それを埋めるための具体的な作戦を練ることができる

夢を叶えるには、現状と理想のギャップを知ることです。
それが出来れば
そのギャップを埋めるために具体的な戦略を練ることが出来ます。

例えばダイエットもそうですよね?

まずは体重計に乗って現状の把握からです(苦笑)
そして理想の体重とのギャップから1日の摂取カロリーや運動量を決めていけば、自ずとダイエットは成功します。

私はこのやり方で約3ヶ月で12kgの減量に成功しました。

8.公立高校受験のための模試では内申点を含めた順位がわかる

多くの公立高校では学力検査の得点だけではなく、内申点や面接の点数などを総合的に判定します。

そんなときに、内申点を含めた順位はとても役に立ちます。
なぜなら、内申点が高い場合は、それほど高得点を狙わなくても合格できるケースとかあるからです。

また、その逆で内申点が低い場合は、どれだけ高得点を取ればいいのかの目安も立てることが出来ます。

ざーっと説明しました。
今カフェでこれを書いているのですが、この短時間でこれだけ思いつきました。

なので、「模擬試験は志望校合格のための作戦の1つ」ということを、親子で頭に叩き込んでおきましょう。

暑い日が続きます。体調にはくれぐれも気をつけてくださいね。

ブログには書けない内容もお届けします。
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