勉強の成果が出やすい子どもの特徴

勉強の成果が出やすい子どもの特徴

こんにちは、長谷川です。

同じように勉強をしてるんだけど、きちんと成果を出せる子どもと、なかなか成果が出ない子どもがいます。

なので、今日のテーマは「勉強の成果が出やすい子どもの特徴」について書いてみました。

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・同じように勉強してるのに……。

同じように勉強してるのに、きちんと成果を出せる子どもと、なかなか成果が出せない子どもがいます。

もちろん、能力の違いはあります。
能力差というものはあります。

しかし長年、子どもたちを指導してると、それよりも大切なことが見えてきます。

それは何かというと、「意識の差」です。

【関連記事】
もっと意識を持って問題を解け!

この
・意識を持って勉強ができているか?

ここがポイントになる訳です。

もちろん、成長過程にある彼らです。
ですから、その点は差し引いて考えることが必要です。

しかし、むしろその「意識を持てる」ことで急激に成長するのではないか?とも考えられるわけです。

・意識を持つ事が出来たから成長するのか?
・成長してる子が意識を持てるのか?

どっちが先なのかは判断が難しいところですが、私が今までに約2000人の子どもたちを指導してきた経験からすると、「意識を持つ事が出来たから成長していく」のではないかと感じます。

・「意識」を持つために必要なことは何か?

これも一つの視点ではありません。複数あるし、重なっているケースもありますが、ここではわかりやすくするために、次のように分けてみました。

1.「今までに素晴らしい指導者に出会った」ケース。
2.「夢や目的を持つことが出来た」ケース。

この二つのケースが多いと思います。

1.「今までに素晴らしい指導者に出会った」ケース。

これはご両親や祖父母の方からの教育がしっかりしているケースや学校の教師・クラブチームなどの指導者が素晴らしかったケースです。

しっかりした生徒の保護者と面談をすると、大概の場合しっかりしてるケースが多いです。

もちろん全てではないですが、割合的にはしっかりした生徒は、保護者の方がしっかりしているケースは多いですね。

特に祖父母の方がしっかりしているケースは多いですね。

それを考えると核家族化の影響もゼロでは無いでしょう。

2.「夢や目的を持つことが出来た」ケース。

これはとても多いですね。
夢や目的を具体的に持つことが出来たので、現状とぶつけて、そのギャプを埋めるためにどうしたら良いのかをしっかり考えていく。そうすると自ずと「今何をしなくてはならないのか?」が分かり、勉強の量と質が変わるわけですね。

こうなると「やらされる勉強」から「夢を叶えるための勉強」に変わります。

こなしていた問題演習」が「夢を叶えるための問題演習」に変わるわけです。

そうなれば当然のことですが、質と量が変わるわけですから、勉強の成果が短期間で出るということは想像出来るのではないでしょうか。

 

2年前の生徒にとてもしっかりした生徒がいました。

宿題忘れなんてもちろん無いし、間違えた問題は何回も解いてくる。

やはりその子はお母さんがしっかりしていました。
また、夢や目的を持っていました。
とても中学3年生とは思えないくらい、明確な将来のビジョンを持っていました。

小学校時代にイジメにあったこと。
その時にスクールカウンセラーの方がとても熱心に相談にのってくれたそうです。
そのお陰でイジメ問題が解決したそうで、その事もありその子は、将来スクールカウンセラーになりたいと言っていました。

その際に素晴らしいなと感じたのが、その時にお母様がスクールカウンセラーになるには臨床心理士の資格を取る必要があることを教えてくれたんのだそうです。

もちらん臨床心理士は難しい資格ですよね。
ですからその子は「その夢・目的のために」しっかり勉強をしなくては!と思い、勉強をしっかりやるようになったわけです。

勉強が嫌いな子どもへの処方箋」でもお話している「算数がこの世からなくなってしまえ!」と思うほど算数が大嫌いだった女の子が、将来の夢を持ったことで、覚悟を決めて数学のテストで満点を取ることが出来たのも、これに当てはまるケースですね。

やはり子どもが将来の夢や目的を持てるように小さい時から意識して子育てしていくこと

その際にただ漠然として応援するのではなく、子どもに具体的な道しるべを示すこと

そこが大切になるわけですね。

ですから、受験テクニックとか、〇〇法とか、そんなものは二の次なのです。

 

それよりももっと、勉強することの意義とか、勉強が夢を叶えるための手段になるとか、そう言う方針を親子で、または学校で指導していくこと。

それもその子どもの特性を考えた方法を具体的に示してあげられるか?

そこが分かれ道だと感じます。

そして、そのバックボーンになるのが「自尊心」です。

この「自尊心」が育まれてないと、どんなに素敵な夢を持ったところで、夢のままで終わってしまいます。

何故なら「自尊心」がなければ、夢に向かって力強く行動が出来ないからです。

だから、私は「自尊心」が大切であると繰り返し申し上げているわけです。

 

まとめると、勉強の成果を出せる子どもは「自尊心」というバックボーンの上に「夢や目的を持っている」環境にいる子どもであるということです。

 

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