記憶力シリーズ4 その3:なぜ同じ能力・環境で育った2人の口癖が違ったのか、その秘密

なぜ同じ能力・環境で育った2人の口癖が違ったのか、その秘密

おはようございます、長谷川です。

好評の「記憶力シリーズ」、前回は「口癖が記憶力を変える」というテーマでお話ししました。

今日は、なぜ同じ能力・環境で育ったT君とH君の口癖が違ったのか、その秘密についてです。

それでは、行ってみましょう!

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昨日は、口癖が意識の違いを生み出し、その意識の差が「記憶力」にも多大に影響があるという話をしました。

記憶力シリーズ4の話がはじめての方はまずこの記事を読んでください。
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言葉は言霊、本当に大事!

だから、言葉って本当に大事なんですよ。

だから、ポジティブな言葉を使ってるとポジティブな人生になるし、
ネガティブな言葉を言っているとネガティブな人生になるんです。

まあこれはあなたの周りを見渡せば分かることだと思います。

私の周りでも楽しそうに生きている人は、間違いなくポジティブ思考ですし、使う言葉もポジティブです。

逆につまらなそうに生きている人は、愚痴ばっかりとかネガティブな言葉を使ってます。

そのくらい重要なことなのですが、
世の中には「ネガティブな言葉」を使う人が多いですね。

私も一時期そういう「ネガティブな言葉を発していた時期」があったので、よく分かります。

見事なくらい、どんどん人生は悪い方向に向かいます。自殺念慮に悩まされ、自殺未遂まで行きました。今では笑ってその時の話が出来ますが、その頃を思い出すと「まあ、相当ネガティブ」でした(笑)

ですから、私は「ポジティブな言葉を使う人生」と「ネガティブな言葉を使う人生」の両方をよーく知っているのです。

で、これからの人生は楽しく幸せに生きたいと考えているので、使う言葉は相当、意識しています。

・彼らの口癖が違った理由

では、どうして同じ環境で育った彼らの口癖は「ポジティブ」と「ネガティブ」なものに変わってしまったのでしょうか?

それは、親の思考・口癖が原因でした。

T君のお母さんは面談のときにも、ポジティブでしたし、T君のことをとても信頼していました。実はC高校を受験する時、彼の内申点は少し足りませんでした。でもお母さんは「チャレンジすることが大切。高校に落ちたって死ぬわけじゃないし、それを糧に成長できますから、受験させます」という感じでした。

それに対してH君のお母さんは、とても心配性で、すぐに「失敗したらあの子が自信を失うじゃないかと心配で……」というのが口癖でした。

2人のお母さんの子どもを愛する気持ちは同じです。

同じなんですが、
T君の母親は「失敗したってそれは成長の糧になる」と捉えていたのに対して、
H君の母親は「失敗して自信を失ったらかわいそう」ってとらえていました。

このお母さんの意識の差が子どもの口癖に大きくかかわっていたのです。

人生、上手くいかないことなんかしょっちゅうです。

それを改善していくことで、より良い人生になるわけです。

ですから、
常日頃から、上手くいかなかったら、原因を考えて、改善策を考えるように躾ることが大切になってくるのです。

ただ、何やってんの!?とか、怒鳴ったところで何も変わりません。

寧ろ、じゃあどうやったら次は上手くいくのか考えて、次に活かそう!と促すことが大切です。

もちろん考えるだけじゃ駄目ですよ。行動に結びつけないといけません

でないと、何の改善策も打たないボジティブバカになってしまうからです(苦笑)

ちゃんと改善策を考えること、そしてそれを実際に行動に移せるように促すことが大切です。

では、どうしたら、子どもに行動を促せるようになるのでしょうか?

 

おっと、時間です。

この続きはまた明日。

明日は「既にネガティブな言葉を使うわが子に対する処方箋」と題してお伝えします。お楽しみに!

 

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