生徒から「頭を良くする食事って何ですか?」と聞かれます。
このページのテーマは「頭を良くする食事について」、
- そもそもあるのか?
- あるなら何故その食事で頭が良くなるのか?
それぞれ説明します。
長文になりました。
目次から興味のある所をお読みくださっても効果あります。
今回の内容
はじめに
このブログは子供の学力を伸ばし社会生活に出てからも活躍できる視点で書いています。
なぜかと言うと私は単なる学習塾の先生ではなくてキャリアコンサルタントでもあるからです。
キャリアコンサルタントとは、どんな人生を歩んでいきたいのかについてのカウンセラーでもあり、コンサルタントでもあります。
私は、あなたがどんなことを学んで、どんな会社で働いて、どんな人と結婚して、どんな趣味を楽しんで、豊かなライフスタイルを確立するための相談役なのです。
ですから、他の塾の先生のブログとは根本的な視点が違います。
それを頭にれて頂いてこのブログを読んでください。
頭を効率的に良くなるにはどうすればいいのか?
勉強することはもちろん必要ですが、
ただ闇雲に勉強をすればいいというものではありません。
物事を身につけるにはそれなりの効果的なメソッドやノウハウがあります。
例えば、筋肉を増やしたい場合は筋トレをしますよね?
でも筋トレだけでは筋肉はつきません。
筋トレをしたらプロテインなどタンパク質やBCAAなどの効果的なサプリメントを補助として飲みます。
なぜなら、筋肉はタンパク質でできているのでプロテインを摂取するわけです。
それ以外にのBCAAなどのサプリメントを摂るのは、その方が短期間に効果的に筋肉を増やせるからです。
- 短期間で筋肉が増えていく。
- 筋肉の増え方が全然違う。
筋トレできちんと効果を出している方はちゃんと科学的な思考を取りいれて実践しています。
それをしないと、例えば私の大学時代の知人のようになります。
彼はバーベルセットを購入して筋トレの本を読みながら、毎日筋トレをやっているのに全然効果がありませんでした。
その友人は栄養素のことを考えずにただ闇雲に筋トレをしていたんですね。
それでは効果がありません。
勉強も同じです。結果を出してる人は意識的にやっているかは別として科学的に効果のある方法で勉強をしているのです。
せっかく勉強したのに、全然力がつかなかったなんて嫌じゃないですか。
少しでも効果が高くなる方がいいですよね。
しかも短期間とか効果がある方法があれば、それを習慣化すればいい訳です。
効果を感じられると、勉強のモチベーションが上がるので、勉強が習慣化するというメリットもありますから。
逆に効果がない、効果に時間がかかる場合、モチベーションの維持が大変です。
1年で6つの資格試験に合格した食事とは?
私は約1年間で国家資格を含む資格試験に6つ合格したことがあります。
2級キャリアコンサルティング技能士の資格は国家技能士の資格であり、キャリアコンサルタントの資格の中でも熟練レベルになる資格なので合格することが難しいです。
ですから、勉強するのは当たり前です。
その勉強した効果を試験当日までに、
- いかに効果的に覚えて問題を解くことができるようになるのか?
- 実技試験でのコンサルティングで合格点を取るためにはどうしたらよいのか?
色々考えて工夫しました。
その時に考えて取り入れた習慣が「食事」だったのです。
頭の働きを潤滑にして良くする食事を調べて意識してそういう食事をしていました。
結果的に国会資格を含む6つの資格全てを合格することができたので、私は勉強を良くする食事について話をすることができるのです。
だって自分で実践して、結果を出した訳ですから。
その辺のTVで見た、本で読んだ、などのどこかの誰かさんが言ってた話をしているのではありません。
私が身をもって実践した方法を今回は紹介します。
カップラーメンばかり食べていると頭が悪くなる?!
なぜ私が「食事」を意識したのかと言うと、学習塾で教室長をやっていた時の経験からです。
それは、テストの点数が低い生徒と話をしていてあることに気がついたからです。
その話を今からします。
頭の良さと食生活の相関関係
私が教室長になったばかりのこと、日曜日の午前中から補習をやっていたことがあります。
その時に何となく「今日の朝ごはんは何を食べたの?」と聞きました。
その時に何と3人が「カップラーメン」と答えたのです。
その3人はテストの点数も良くないし、集中力もありませんでした。
それから何年間か経って、また同じことを聞いたことがあります。
その時もカップラーメンとか食べていないと答えていました。
その子どもたちも勉強が嫌いで苦手でした。
逆にオール5を取った生徒や数学が格別にできる生徒の話を聞くときちんと食事をとっていることが分かりました。
ですから、私の中で食事と学力には正の相関関係があることを確信するようになりました。
お待たせしました。頭が良くなる食事について発表します!
私が意識してとっていたのは、納豆、バナナ、青魚定食、レバーです。
ご飯などの炭水化物はきちんととってました。
なぜなら目標がダイエットではなくて国家資格試験合格だったからです。
では、なぜこれらを良く食べるように意識したのか?
それは脳の働きを良くするための栄養素について考えた結果です。
頭が良くなるためには、当然のことながら頭の働きが良くなる栄養素が必要な訳です。
大切とかそんなレベルではなくて、「必須」です、マストアイテムです。
だってそうですよね?
頭がきちんと働くような状態で勉強するからこそ、記憶に残るのだし、結果として資格試験で合格点を取ることができるのです。
ですから、頭をきちんと働く状態にしなければなりません。
そのためには「脳がきちんと働くための栄養素」を取らなければなりません。
むしろそこがスタートラインとも入れるのです。
自動車だってそうですよね。
ちゃんと整備しますよね?
体のことなら尚更です。
では、なぜ「納豆、バナナ、青魚定食、レバー」を取ることで頭がきちんと働くのでしょうか。
それはそれぞれの食材に含まれている栄養素が頭の活動を活性化するからです。
頭に必要な栄養素とは?
では、頭をきちんと働かせる栄養素とは何なのでしょうか?
それには2つの要素があります。
- エネルギー源としての要素
- 脳の信号を円滑に送るための要素
この2つです。
それぞれ説明します。
まず、エネルギー源としての要素ですが、これは「ブドウ糖」になります。
脳はブドウ糖をしっかり取らないと働けないのです。
これ体に置き換えたら分かりますよね。
例えば仕事をするとして、ご飯を食べないで空腹では本来持っている力でパフォーマンスは出来ません。
何故なら人間は行動するのにエネルギー源が必要だからです。
しかも脳は大食いです。
質量は体の約2%ですが、エネルギー消費量は25%です。
大食いですよね。
だからこそ勉強ができるようになる、頭が良くなるためには、脳の働きを良くするための栄養素をきちんと摂取する必要があるのです。
2つ目の「脳の信号を円滑に送るための要素」は「アセチルコリン」になります。
脳は電気信号で情報を伝えます。
ですから電気信号を円滑に送るための栄養素が必要なわけです。
特に「アセチルコリン」は記憶に大きく関係していると言われています。
頭が良くなるには当然のことながら記憶が関係してきますから「アセチルコリン」を摂取することで頭が良くなるという訳です。
先ほど紹介した「納豆、バナナ、青魚定食、レバー」にはそれらの栄養素が含まれているんですね。
・恐るべし「納豆」のすごい効果
納豆には2つ目の「アセチルコリン」を作る材料である「レシチン」が含まれているんですね。
だから納豆は頭が良くなる食事と言えるのです。
また、納豆にはそれ以外にも健康にいい栄養素がたくさん含まれていますから、健康的で頭が良くなるという素晴らしい食品なのです。
ちなみに卵には「アセチルコリン」の材料である「コリン」が含まれていますからNTKG:納豆卵かけご飯は頭を良くするための食事としてとても良いんですね。
・バナナの意外な頭が良くなる栄養素とは?
次に「バナナ」ですが、バナナには脳のエネルギー源になる「ブドウ糖」が入っています。
しかもブドウ糖を脳のエネルギーに変えるビタミンやミネラルなどの大切な要素が入っているので、とても効率が良いいです。
しかもトリプトファンが取れます。
トリプトファンは幸せホルモンと言われる「セロトニン」の原材料です。
私は1年間鬱病で休職していたときがありました。
その時にもバナナは毎日食べるようにしていました。
結果として鬱病も治ったので、バナナに対する好感度は高いです。
いやあ本当に鬱病の時期は辛かったからですからね。
たまに以前の職場の知人と会うと、昔よりも元気ですよね!若返った感じしますよと言われますから。
バナナ様さまです。
勉強するときにストレスためていてはいけません。
バナナを食べてストレスなんかぶっ飛ばしてください。
・青魚
青魚にはDHA・EPAが豊富に含まれています。
大学での研究結果では、DHA・EPAが効果があるというものと効果なしという両方があります。
ただ、この結果はある意味当たり前だと思いませんか?
だって、DHA・EPAはあくまでも脳の機能をきちんと潤滑油的に動かすものであり、頭の働きを良くする栄養素の1つにすぎません。
頭が良くなるのはそれ以外の要素も沢山あります。
ですからこれ単体で頭が良くなるわけではなくて、他の栄養素との相互関係だったり、勉強の仕方だったり、遺伝的要素だったり色々あるわけです。だから実験の時の他の状況で結果は良くにも悪くにも変わってきます。
私は相互関係を考えてそれを組み合わせていけば良いと考えました。
だから摂取した方が良いと私は考えたので、摂取しています。
結果として6つの資格試験に合格できた訳ですから。
相互関係を考えて習慣化すれば良いだけの話です。
・レバー
「レバー」には「アセチルコリン」の材料となる「コリン」という物質が多く含まれています。
また、鉄分がしっかりと摂れますので貧血予防にも最適です。鉄分は赤血球の赤い色素である「ヘモグロビン」を作ってくれます。「ヘモグロビン」は全身に酸素を運んでくれるとってもとっても大切なものなのです。
何故ならエネルギー源は、ブドウ糖を酸素と化合させることで生まれるからです。
だからレバーを取ることで、血液の状態が良くなるので、結果的に頭が良くなることにつながるのです。
私は焼き鳥の中でもレバーが1番好きなので、焼き鳥やでレバーを良く食べてました笑
頭が良くなる食事の課題点
頭が良くなるには、もちろん勉強することは必要です。
ですが、そもそも頭の機能がきちんと働く環境になっていますか?
それが今回のテーマでした。
勉強したことを結果として出したいのであれば、脳の働きを調整しましょう。
そのためには、食事はとっても大切なのです。
ただ、一つだけ課題点があります。
それは、毎日きちんと習慣化するのが難しいということです。
私もできるだけ、上記の食事をするように心がけていましたが、どうしても飽きてしまうときがありました。
毎日毎日はけっこうシンドかったです。
それで、私はサプリメントを併用するようにしました。
これだとピルケースに入れて持ち運びできるし、飲むのに2秒で済みますから、お手軽に頭の働きを良くする栄養素を摂取できます。
小腹が空いた時はポケットに忍ばせていたチョコレートを食べてました。
これはブドウ糖の補給です。
薬局に行くと袋に入った「ブドウ糖」が売っているのでそれでも構いません。
受験シーズンやテスト前などに役立ててください。
お手軽に頭を良くするお勧めのサプリメントの紹介
DHA・EPA
DHA・EPAをお手軽に摂取するにはやはりサプリメントに軍配が上がります。
これやってみると分かるのですが、毎日青魚食べるのって結構大変です。
私は1年がかりで勉強していたのでなおさら大変でした。
だから私はこのサプリにしました。
何故このサプリメントにしたのかというと、吸収率が青魚よりも良いからです。
体に入れるものですから、どこで生産されたのかも分からないものは取りたくないですよね?
出来るだけ安全で効果のあるものを摂取したいです。
特にお子さんに飲ませたいというのであれば、安全性は絶対に外せませんよね。
だから私はこのサプリメントにしました。しかもこのサプリメントはブドウ糖をエネルギー源に変えるビタミンも含んでいるので便利ですよね。
詳しくはこちらをお読みください。
レシチン
レシチンは脳の働きを良くするだけではなく、肝臓の機能もサポートしてくれる優れものです。
お酒を飲まれる方、中性脂肪で悩んでいる方は一石二鳥のサプリメントなのです。
コリン
頭を潤滑に回す神経伝達物質「アセチルコリン」の原材料である「コリン」を単体で摂取したい方はこちらをお勧めします。
頭が良くなる食事の話 まとめ
私が31年間学習塾で2,500人以上の生徒を指導してきた経験則と、約1年間で国家資格を含む6つの資格試験に合格した経験から頭が良くなる食事について話をしてきました。
まとめると、勉強をするのなら「脳がきちんと働くような栄養素をとりましょう」ということです。
その結果、勉強をした時間がとても意味のある濃縮した時間になるのです。
私は結果を出したので自信を持って言えます。
勉強で効率良く成果を出したい、頭が良くなりたいと考えているのであればこの食事をお試しください。
食事はめんどくさいという方はサプリメントを試してみてください。
私は両方をその日の気分で使い分けていました。
結果的にはサプリメントを飲むことは習慣化しました。簡単でお手軽だからです笑。
あなたやお子さんの勉強が効率良くできるように応援しています。