「勉強しなさい!」と子どもに言う前にしておかなければいけないこと

「勉強しなさい!」と子どもに言う前にしておかなければいけないこと。

こんにちは、長谷川です。

まずお断りしておきます。
私は子どもの良いところを褒めて伸ばすタイプです。
「スパルタ」的な指導は断固反対なので、そう言う指導を求めている方はこの先読まないでください。

私が目指しているのは生徒の成績向上だけではありません。
もっと先にある子どもが社会生活に出てから活躍できる可能性を伸ばしたいんです。
何故なら私はキャリアコンサルタントでもあるので、子どもたちがどんな価値観で、どんな仕事をして、など人生全体のライフキャリアビジョンを支援したいのです。

だからこんな記事も書いています。>>合格の向こう側:合格の先にある幸せに繋がるための大切な考えの話

ですから、私には、ただ勉強ができればいいとか、成績さえ伸ばせばいいなどの視点はありません。
もっと子どもの心に寄り添って、その子の個性を活かす生き方や働き方に結びつくような指導を目指しています

人それぞれが自分らしさを活かして幸せに生きていくためには?
と言うことを日々考えているのです。

そのためには、私自身も日々学ばなければなりません。
自分の価値観だけが正解だと信じているような人にはなりたくないのです。
もっと視野を広げて子どもたちに夢と希望を語れる存在を目指しています。

だから、自分の視野を広げるために色々な勉強会に毎月自己投資して学んでいます。

昨年は東大病院の日本の医師、医学者、東京大学名誉教授である矢作直樹先生のセミナーに参加したり、淡路島で自然栽培のお米や野菜を作り、「菜音キャンプ(キャンプ場やコテージ等の宿泊施設)」や、天然酵母「石窯ピザの菜音カフェ」を営んでいる菅原ムドウさんのセミナーに参加したり、そのほかにも色んな分野の方々の話を実際にお会いして聞くことで、自分の視野を広げてます。

もちろんその中での役に立つ話は子供達にも共有しています。

4月7日には実業家の斎藤一人さんが経営する「銀座まるかん」が主催した「斎藤一人愛弟子出陣式」に誘われたので行ってきました。
斎藤一人さんのことはご存知の方も多いと思います。納税額日本一になった方として有名ですが、精神論を唱えたくさんの方に愛と勇気を与えている方です。

その斎藤一人さんの愛弟子出陣式はとてもエネルギーに満ちた元気一杯のパーティーで、私もたくさんの元気を頂きました。

全国から2000人が参加したそうです。熱気とエネルギーに満ちた、とても楽しい会でした。

たくさん学んで、子どもたちの幸せに繋げる活動をこれからもしていきます。

で、本題です!
===

受験生なのに勉強しない子どもへの処方箋

前回「受験生なのに勉強しない子どもへの処方箋」という内容でブログを書きました。

その記事にステップアップの1番に書いた「1.小さな「承認」を繰り返す。」について今日はもう少し詳しく書きたいと思います。

「勉強しなさい!」と子どもに言う前にしておかなければいけないこと

まず「承認」とは子どもが行動したプラスの事実に対して指摘することを言います。
例えば、
お子さん:「昨日頑張って夜中の12時まで勉強しちゃった」
親:「夜中の12時まで勉強したんだね」
これを「承認」と言います。

この際に「頑張ったね」と付け加えるのは「賞賛」です。

この承認」を行うことが「お子さんとの信頼関係を作るため」の第一歩になります。

ということは、子どものプラスの行動を把握する必要があるわけです。

そのためにはお子さんとのコミュニケーションが必要になってきます。
だってそうですよね。子どもが何も話してくれなければプラスの行動を把握することが出来なくなりますから。

だから、子どもに話をさせる必要があります

お母さまと子どもとの関係によって様々なパターンがあると思いますが、どんな内容のことでもいいので子どもと話をする機会を増やしてください。

キャリアコンサルティングでも無口なクライエントはいます。
クライエントに話を促していくのですが、その時に大切なことは「自分の価値観」と「常識」は一旦棚の上に置いておくということです。

とっても大切なことなのでもう一度言います。
「自分の価値観」と「常識」は一旦棚の上に置いておく。

例えば 全然勉強をしてこなかった子どもが、「昨日30分も勉強しちゃった」と言ったとします。

そんな時に「たった30分で勉強したとか言わないでよ」とか「30分だけ?」とか絶対に言ってはいけません。

そこは「昨日は30分勉強したんだね」と受けれいてください。
そうすると子どもは「承認された」と感じます。

人には「承認欲求」がありますので、どんな些細なことでもその子にとってのプラスの行動をとったのなら「承認」してください。

また「他人との比較」も絶対にやめてください
特に兄弟姉妹との比較は百害あって一利なしです。

親として比べていないつもりでも子どもは兄弟と比べられたと認識するくらいだと思ってください
それくらい兄弟姉妹に関してはデリケートなものなのです。

兄弟姉妹との比較で自己肯定感が低くなって自信が持てない子どもは山のようにいますから

あくまでも目の前にいる子どもにとって1mmでもプラスならば「承認」しましょう

それが人間関係構築の基本になります。

 

話を促すコツは、
もう少し具体的に教えてもらってもいい?
のように、具体的に話をしてもらうように伝えることです。
その時に「それ面白そうだから、詳しく聞かせて」など、子どもが発した事に興味を持ったことを伝えてくださいね。
もちろんその時の表情は笑顔で、子どもの目を見つめながら話しかけてください

そうすると子どもは「お母さんが僕に関心を寄せてくれた」と感じます。
中にはこれだけで幸せを感じて信頼関係が出来てしまう子どももいるくらいです。

間違っても、顔を子どもに向けず、料理しながらとか、スマホをいじりながらとか、やめて下さいね(苦笑)

要は自分だったらどう聞かれたら心を開いて話をするだろうかを考えてみることです。

例えば、あなたがご主人に相談したいことがあったとします。

そんな時に疲れた顔をして、なんとなく迷惑そうな雰囲気が出ていて、さらにスマホをいじりながら聞かれたらどう思いますか?
絶対に嫌ですよね。もっと私の話を親身に聞いていよ!って思いますよね。

ですから、笑顔で関心を寄せている雰囲気を醸し出して言葉を発して下さい、話を聞いてあげて下さい。もし子どもがムカつく態度をとったとしても、そこはぐっと我慢。子どもが成長してる過程だと前向きに受け止めてあげて下さいね。

これが信頼関係を作る第一歩です。

横浜で「受験を控える子どもの悩みを抱えている方へ」信頼関係の作り方基本編と言う講座を始めました。
プライバシーのことを考えてマンツーマン形式でやっています。

申し込みは「ストアカ」という「スキルシェアサービス」を経由して行いますので、ご安心ください。
「ストアカ」は登録生徒数29万人以上いる日本最大級の信頼できる「スキルシェアサービス」です。

「受験を控える子どもの悩みを抱えている方へ」信頼関係の作り方基本編では、
子どもとの信頼関係を作るために大切は「傾聴スキル」と、どんな特性を持った子どもにも伝わる「伝える技術」を学びます。

ご希望があれば「志望校の作り方」や「目標達成の仕方」「モチベーションの高め方」などもお伝えします。

私は国家資格である「キャリアコンサルタント」「2級キャリアコンサルティング技能士」の資格を取得しています。
これらの資格は実技試験で「傾聴スキル」がないと合格できません

その内容を子どもたちに教えるようにわかりやすく説明する講座です。
マンツーマン形式なので質問もしやすいと思います。

また、直近の学年末テストなどの問題用紙とお子様の解答用紙をお持ち頂いたら答案分析も行う予定です。

現在4月26日に設定していますが、ご希望の日程がある場合にはリクエストして頂けたら検討しますので遠慮なくリクエストください。


>>「受験を控える子どもの悩みを抱えている方へ」信頼関係の作り方基本編の詳細鉾ちら

 

*横浜で「信頼関係を作りながら教える技術」講座をやってます。
興味がある方はこちらをご覧ください。
「信頼関係を作りながら教える技術」講座の詳細はこちら

応援よろしくお願いします♫
にほんブログ村 受験ブログ 受験生の親へ