あなたの子どもは十把一絡げな学校教育の犠牲者!?
私は子どもたちから学校の先生のことを聴く機会が多いです。
しかし、人気のある先生というのがほとんどいないという悲しい現実。
たまに「あの先生はいい先生だよね」って話を聞くと、その理由が「宿題を出さないから」
トホホですね、、、。
私が教わった先生で今でも尊敬している先生は、小学5,6年の時の先生でした。
その先生は元警察官という変わった先生で、1本筋が通っている印象。
その先生は、はじめに先生とクラスのみんなで約束をしました。
その約束というのが「嘘をつかない」「血を流すような殴り合いの喧嘩をしない」とか、、。
それを破った場合は「往復ビンタ」をするというものでした。
で、実際に破った生徒は本当に「往復ビンタ」されてました。
今ならモンスターペアレンツとかで問題になるのかもしれません。
しかし、その先生はとても信念を持っていらっしゃた先生で、生徒からも保護者からも大人気でした。
親なんて生徒よりもクラス会やってたし(笑)
厳しい一面はありましたが、普段の授業とても工夫されていて面白かったと記憶しています。
信念と信頼を何よりも重んじていた、そんな印象の先生でした。
厳しい面を持ちつつ信頼関係を創りだしていましたね。
時代背景もあると思いますが、それが本来の教育なのでは?と思ってしまいます。ですが最近はそんな「厳しいけど信頼できるよね」という先生の存在は少なくなってしまったのでしょうか?
人は間違えながら学習していく
話をもとに戻します。
子どもたちの話を聴いていると「学校の先生って未熟者というか、人を育てるってことがわかっていない方が多いなあ」って感じます。これってとっても悲しいことです。
生徒との信頼関係を構築する面はもちろんのこと、学習面でもです。
例えば、脳の機能を勉強していると、脳は間違いを修整しながら記憶していきます。
わかりやすいのは自転車ですね。はじめから乗れないですよね。バランス感覚を身に付けながら少しずつ上達していきます。
勉強の場合もおなじです。
問題を間違えたら正しく導くやり方を再度教えていけばいいわけです。
なのに「お前って馬鹿だなぁ」とか「だからさっきから何回も言ってんだろ!何を聞いてんだ」とか言うのは的はずれもいいとこなんです。
むしろ馬鹿なのは教師の側なんですね。
もちろん宿題をやってこなかったりとか、怠けていたのなら多少の厳しさは必要です。
でも問題が解けないというのは、教え方が下手くそな場合が多いんですね。
それを棚に上げて子どもたちのせいにするのって、精神年齢が低いと言わざるを得ません。
そうなると子どもは犠牲者です。
被害者となるケースすらあるなと感じることがあります。
なぜこんなことが公教育の現場で行われているかと言うと、それは教師側に個々の性格を把握するスキルが無いからです。
だから十把一絡げの教え方しかできない。
もちろん頑張っている先生もいるのでしょう。でも学習塾の現場で働いている私の耳にはほとんど届いてきません。悲しいです。
こどもの特性を色々な角度から調べてみよう
子どもたちの認識の仕方は色々な側面があります。
耳で音として認識する方が得意な生徒、目で見て映像として認識する方が得意な生徒、得た情報を紙に書くことで理解して行く生徒、それらを取り混ぜて使って認識するとスムースに行く生徒。
これに思考のパターンや目標達成のための目的のフォーカスの当て方、思考の癖、などなど色んな角度から子どもたちを見ていかなければなりません。
個人的には、経験則である程度はいけます。私自身がそうでしたから。
ただ、やはり教師という仕事を選んだのなら、もっと心理学とか脳科学とか、人間というものを勉強するべきだと思います。
私自身、キャリア理論や心理学とか脳科学などを勉強していったおかげで視野が広がり、以前よりも違った形で子どもたちにアプローチできるようになりました。
簡単に言えば、あなたの子どもの成績が伸びないのは、単に子どもの努力不足と言うわけではなく、教える側のスキル不足の為である場合が多いのです。
ではそんな状況から抜け出すためにはどうしたらいいのか?
それはお子さんの性格や学習のパターンなど、特性を知っていくことです。そしてそれに合った支援をしていく。
そのための方法論はこのブログでもどんどん紹介していきます。
まずは子どもの特性を知ることを日常の会話の中で探っていくといいと思います。
例えば、買い物を頼むときに、口頭で伝える方がいいのか、メモで渡すのがいいのか、写真も見せたほうがいいのか、などなど、こんな些細な事でも子どもの学習パターンを発見するヒントなります。
試してみてはいかがでしょうか?
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