面接シート3つの改善点:これを直すだけで合格点がもらえる視点とは?

面接シート3つの改善点:これをない直すだけで合格点がもらえる視点とは?

前回前々回と高校入学試験の面接試験の攻略法を説明してきました。
何故なら。神奈川県の公立高校の入試には面接があり、得点化されるからです。
全資料の20%をしめるので馬鹿に出来ません。

面接は100点満点で計算され、それが2倍されます。
ですから学力検査の200点分の意味合いがあるわけです。

もし内申点が同じ生徒がいて、入学試験で40点さがつけられたとしても、面接試験をきちんと攻略して、40点以上の差をつけることができれば、それをひっくり返すことができるわけです。

なのに、面接試験なんて差がつかないから力入れなくたって良いよねと考えている子どもたちが多いこと(苦笑)

しかも面接試験をしっかり練習しておけば、就職活動で一番大切な面接試験にも活きてきます。

私はキャリアコンサルタントでもあるので、どうしても面接を軽視できません。
*キャリアコンサルタントは就活の面接対策指導も行うからです。

因みにキャリアコンサルタントは「国家資格」ですので、怪しいコンサルタントではありませんので安心して続きをお読みください笑。

なので、今回も面接シートについての改善点について書いてみました。

季節がら、最近生徒たちの面接シートを見る機会が多くなりました。
面接シートを良くかけているケースもあるのですが、何やかんやで改善点が出てきます。

そこで今回は、面接シートの良くある改善点をまとめてみました。

この3つの点を見直して改善するだけで、かなりクオリティーが高くなります。

試してみてくださいね。

面接シート3つの改善点とは?

私が特にここは改善した方が良いなと感じるベスト3は次の通りです。

1.学校の特色と生徒の個性のマッチングが出来ていない
2.主張に根拠がない
3.具体的な事例がない

それぞれ詳しく対処法を説明します。

面接シート改善点はこうやって改善する!

では、上の3つの改善点について順をおって説明しますね。

1.学校の特色と生徒の個性のマッチングが出来ていない時の対処法

これ志望理由で明確にしておかなければいけないのですが、自分の志望校の特色が頭に入ってないケースが多いです。

面接試験で大切なことは、
各高校の特色とその生徒の特性とのマッチングです。

マッチングとは、高校の特色とあなたの高校生活でやりたいこと、将来の夢を叶えたいことを一致させることを言います。

これ意外と出来てませんよ〜!

高校の特色に一切触れず自分の将来の夢だけを語っている場合が少なくありません。
それでは、高得点に結びつく訳がありません。
何故なら、各高校はちゃんとその高校の特色をこの生徒は調べているのかをみているからです。

また、高校の特色を軽く触れているだけの場合もあります。
それでは、面接で突っ込まれた時にボロが出ます。
説明会でもらったパンフレットや各高校のホームページをしっかり読み込んでください。

校長先生の話、その学校が目指している教育、学校の目標などじっくり読み込むと、それぞれ一貫性のあるメッセージが見えてきます。

その中で一番気になる単語、キーワードを使いましょう。

そのキーワードを使って、志望校の特色と自分の将来に夢を結びつける作業をしましょう。

説明会のパンフレット、高校のホームページを読んで、志望校がどんな特色を出しているのか?
しっかり把握しましょうね。

2.主張に根拠がない時の対処法

人は、主張を聞いた時に「何でそう思ったの?」と根拠が気になります。
なのに、主張だけする人が多いこと多いこと。

また、根拠がないとあなたの主張は弱っちいものになります。

これ客観的に考えればわかるのですが、自分のことになるとおろそかになる人が多いです。

いいですか?
主張したら、その理由・根拠を言ってください。

それだけで、あなたの主張は説得力のあるものになります。

根拠や理由を考えるには、
自分の意見を考えた後に、
それはなぜですか?
と脳に呼びかけてください。

そうすると、脳は「それはなぜですか?」の理由を考え始めます。
不思議なような気がしますが、やってみるとその通りなのでやってみてください。

答えが頭にふっと湧いてきます。

お試しください。

3.具体的な事例がない時の対処法

これも多いですね。

抽象的な話が進んで、結局なに?
というケースです。

抽象的な話では、聞いた相手に「視覚的イメージ」を与えることができません。

それでは及第点です。(高校があらかじめ決めた点数ということ)
他の受験生と差がつきません。

他の受験生と差をつけたければ、あなたの話す内容に面接官に「視覚的イメージ」を与えてください。

そのためには、具体的な事例が必要です。

具体的事例とは、
いつ、
どこで、
誰が、
なぜ、g>
なにを、
どうした、
ということです。

5W1Hとも言いますね。

これがあると、ぐっと信憑性が増します。

特に、文化祭・体育祭・学校説明会に参加した時に印象に残ったものを書き出しましょう。

それを面接シートに散りばめるだけで、「この生徒、うちの高校について色々知っているな」と感じて好印象に繋がります。

まとめ

端的にいうと、志望校を詳しく調べることをしていないケースがほとんです。

まあ、仕方ないですよね。
だって、学校の先生やら塾の先生も面接の重要性がわかっている人少ないですから。

もし、これを聞いて「私の周りは違う」というのであれば、それは素晴らしいことです。

ですが、ほとんどの学校の教師の面接指導は酷い(言葉を変えると……)です。
もちろんしょうがないことはわかってます。
だって彼らは面接指導についてきちんと学んでいないのですから。
*もし学んでいる先生から指導されているならラッキーです

以上、ざーーと面接シート3つの改善点:これをない直すだけで合格点がもらえる視点とは?についてまとめてみました。

あなたの子さんの志望校合格のお役に立てたら嬉しいです。

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