脳科学的見地からやる気を出す方法

やる気を起こすためのスキル

おはようございます、長谷川です。

現実の壁にぶつかりモチベーションが下がり、やる気が無くなり、自己嫌悪に陥り、勉強を放棄し、以前と変わらないゲーム三昧の日々に戻る」子どもたちに対する処方箋的な話を何回かに分けてお伝えしています。

昨日は「目標を持った子どもがどのくらい変わるのか?その事例」としてAさんの事例を紹介しました。

今日は「やる気を起こすためにスキル」とうテーマでお送りしますね。

では、行ってみましょう!

・やる気を起こすためにスキル

やる気」というのは勉強だけではなくて、社会に出てからも一つのテーマではないでしょうか?

なぜなら、幾つかの要素が絡み合っていることと、「やる気」を出すということはある意味自分をコントロールすることです。

自分をコントロールすることは簡単ではありません。
それはスキルだからです。

身につけるのに練習が必要だからです。

やる気スイッチ」なんて言葉が流行りましたが、そもそも「やる気スイッチ」なんてあるのか?ってことも論議になりそうですが。

もちろん「脳科学」的に言うと「やる気」を入れるスイッチはあるんです。

実際にやってみれば分かると思うのですが、確かに「やる気」はでます。
脳波の状態が変わるんですね。

ですから、「やる気」のスイッチはあるんです。

あるにも関わらず、じゃあなぜこんなに「やる気」が出ない人が多いのでしょうか?

その理由は大きく分けて3つあります。
1つは「やる気」を出す部位が脳にあるのですが、そこは無意識の部位なので、直接は刺激できないということ。
つまり、間接的に刺激するということです。

2つ目は、これはやっていただくと解かるのですが、習慣化する必要があります。ある意味スキルなのです。

前回お話した通り、人には「ホメオスタシス」が働きます。
ですから、新しいことはなかなか身につかないんですね。
ついないがしろにされてしまう。

やればやる気になることは分かってんだけど、やらない。という矛盾が起きます。まあこの矛盾も人間らしさと言えば人間らしいので、文化の素になりそうですが(笑)

3つ目は、これも無意識の話になるのですが「潜在意識」にどんな情報が詰め込まれているかで、人間の行動は変わってしまうからです。

で、このブログは子どもたちの成長をテーマに話をしてるので、今回は「脳科学」の視点から「やる気」の話をします。

私の教材を買って頂いた方には、特典映像でこの「やる気」について3本の動画で詳しく説明しています。
1.やる気シリーズ1「やる気のスイッチってどこにあるの?」
2.やる気シリーズ2「やる気のスイッチの入れ方」
3.やる気シリーズ3「やる気を維持するための12の秘策」

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・簡単に「やる気」をだすにはどうしたら良いのか?

お手軽に「やる気」を出すにはどうしたら良いのでしょうか?

脳科学的には次の4つが言われています。

1.体を動かす
2.ご褒美を与える
3.環境を変える
4.目標を達成した自分になりきる

やる気が出ているときは脳の「淡蒼球」という部位が活発になっています。
ところがこの「淡蒼球」は無意識でしか刺激できません。

ですから、間接的にしか刺激できないのです。

それが上の4つの方法です。

ですから、この4つがある意味「やる気」のスイッチになるのです。

1.体を動かす

これはやる気が出なくても、とりあえず「勉強してみよう」という事です。

これやってみると解かるのですが、人は5分、10分やると自然とそのままやり続けようとします。

気がつくと1時間経ってたなんてよくあることです。

私もキャリアカウンセラーの資格を取るために1年間勉強していましたが、やる気が出ない日はもちろんありました。

そんな時でも、まず図書館にいく。
前日に決めておいた問題を解く。

これをやり始めると、結果的に計画した内容は終わってるんですよね。

ただ、やはりそれには目標が必要だと思います。

もちろん人間にはそれぞれ特性があるので、一概には言えないのですが、あこがれの目標を持ったほうがスランプやマンネリに陥った場合でも比較的早めに脱出できると、自分自身や生徒たちを見てきた体験から感じます。

だから「先ず動け!」です。

2.ご褒美を与える。

これは1番分かりやすいですよね。
入試に合格したらスマホを買ってもらえるから頑張るって生徒いますもの。

ダイエットだと週に1回はチートタイムを作ってみるとか。
私は3ヶ月で12kg減量に成功したときは、週に1回イタリアン・レストランでワイン1本開けて食事をするのをご褒美に頑張ってました。
結果成功しましたから、ご褒美は大事です(笑)

3.環境を変える

これ意外と大事です。私もあちこちでこの話はしているので、目にしたことあるかもしれません。

脳の海馬という部位が刺激されるので、やる気が出るんですね。

私がお世話になった精神科医も言ってました。
その先生は2時間ごとにカフェを変えるそうです。
その方が集中できるし、良いアイデアが浮かぶんだそうです。

私も勉強していて飽きてきたり、疲れたりしてきたら、場所を変えます。
図書館の中で場所を変えたり、カフェに行ってみたり。別のカフェに行ってみたり、ファミレスに行ってみたり。

とても効果あります。

4.目標を達成した自分になりきる

これはスポーツとかダンスだと分かりやすいのではないでしょうか?

憧れの選手やアーチストになりきって練習することで、やる気がでるんです。

そして、結果としてマスターが早いんですね。

確かにカラオケが上手い人に練習方法を聞いたときも「本人になりきって練習すること」って言ってましたから。

ですから、受験生であれば「憧れの目標校」の生徒としてその学校に通っているつもりになって勉強するということです。

 

この4つはどれも効果があります。
私も実際に試してみて、その効果は検証済みです。

このスキルを身につけるためにコツ

ただ、スキルなので繰り返しやって「習慣化」しなくては何の役にも立ちません。
「知っている・分かっている」だけでは人生変わりませんから(笑)

世の中には「知っている・分かっている」とか言って、何も行動できない人がたくさんいますよね。

私も以前はそうでしたから良くわかります(苦笑)

でも、実際に成功している方々との交流から変わってきました。
私はキャリアカウンセラーでもあるので、異業種の方ともたくさん交流があります。
そこで感じたことは色々あるのですが、やはり自分のやりたいことを実践して成功されている方たちは当たり前のことですが、行動しています
そういう方たちとの交流で私も行動するようになりました。

コツとしては、やはり最初は小さな一歩ですね。

その小さな行動で何かしらの達成感とか、自分にとってにメリットを体験すると、どんどん行動できるようになります。

ぜひお子さまが行動したら承認してあげてください。
信頼できる母親の存在こそが、子どもが大きく成長させます。
これなしにはどんなスキルも効果が半減してしまいますから。

あなたのお子さんの状況や特性を考えて、色々試してみてくださいね。

お子さんの特性にあった勉強法や目標達成の極意をマスター出来る教材。
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