面接対策その2:面接シートを、何をどのように書いたらいいかわからない方へ
先日、面接対策についての記事を書きました。
書いた後に、「そもそも面接シートをどうやって書いていいかわからない人」について書くのを忘れていたので、今回はそれについて書きます。
説得力のあるお手軽な論法
面接で面接官を納得させるためにはそれなりの話術が必要になります。
でも中学生で、相手は高校の先生です。
大人です、しかも2人とか3人とか複数です。
これって、厳しくないですか?
ですから、面接前にある程度の仕込みが大切になります。
ではその仕込みはどのようにしたら良いのか書きますね。
相手に伝わるお手軽理論
人になにかしらの話をする時、
どうやったら伝えやすく話をすることができるでしょうか?
一生懸命話しているのに、何を言ってるのかわからない人。
例えば、校長先生の話って頭に残らない……。
ですから相手に伝わる話し方のコツを説明します。
いろいろな形があるのですが、最もシンプルで活用されているのはPREP法です。
PREP法とは?
PREP法とはプレゼンテーションでよく使われる手法です。
PREP法のPREPとは、それぞれの頭文字をとってます。
その意味は、
P:ポイント、結論、要点
R:理由、根拠
E:具体例、事例
P:ポイント、結論を繰り返します。
です。
この順番に説明すると、相手に理解しやすく説得力なる内容になるのですね。
具体的に説明しますね。
例えば、「中学校での教科等の学習活動に対して、どのような意欲をもって取り組みましたか。」
の解答例です。
はじめのPは、あなたの主張です。
・私は理科の勉強に特に力を入れました。
R:理由です。
・なぜかと言うと、将来医者になって癌で苦しんでいる人を救いたいからからです。
E:具体例、
私の祖母が一昨年大腸癌で亡くなりました。抗がん剤を服用して苦しんでいる姿を見てなんとも悲しくなりました。
そこで、私がしっかり勉強して医者になろうと決意しました。そのためには理科はとても大切だと考えたからです。
そのために学校の授業を大切にしノートに工夫をしました。授業の内容はもちろんのこと、家に帰ってから復習として、重要なポイントになることをまとめて書くように努めていました。そのことで授業の内容がより理解できて理科が得意になりました。
P結論をも一度。
貴校に入学した際には、夢が叶えられるように更に勉学に励みます。
こんな感じになります。
主張
根拠
具体例
もう一度主張
この流れです。
面接シートに書ききれなければ、最後の「もう一度主張」は省いても構いません。
あなたの「面接シート」はこの形になっていいますか?
もちろん他の型もあるので、それ沿っているのであればOKです。