「なんでうちの子は成績があがらないんだろう?」
そんなことを思ったことはありませんか?
勉強していないわけではないのに。
とか
塾にも通っているのになぁ。
成績があがらない原因は色々あります。
色々ありますが、1番の原因は「自分に合った勉強法が身についていない」ことにあると私は考えています。
そもそも勉強するには「目的や目標」が必要です。
また、学習のタイプにも色々あるんですね。
ですから、このブログでは私が学習塾で約27年指導する際に学んできた脳科学の視点や、キャリアコンサルタントの資格を取得する際に学んだキャリア理論や心理学など色々な角度から「子どもたちの能力開発の可能性」について書いていきます。
私の強みは学習塾の指導法だけでなく、キャリア理論や心理学などの視点を持っていることです。
キャリアコンサルタントの視点
3年前、私はキャリアコンサルタントの資格を取得するために学校に通い学びました。
試験科目は学科試験だけではなく、論述試験に実際にカウンセリングの実技試験まであるので結構大変でした。
頑張って勉強した結果、キャリアコンサルタントとしては熟練レベルの2級キャリア・コンサルティング技能士の資格も取得することができました。
キャリアコンサルタントとは一般的には仕事の悩みなどの相談を受けるものですが、元々は「ライフキャリア」と言って「あなたがどのように人生を生きていくのか」という壮大なテーマを背景に、カウンセリングやコンサルティングをしていくものです。
※因みに私はカウンセリングは悩みなどの相談、コンサルティングはそれを解決するための具体的な方策を話し合っていくものと定義しています。
「キャリア理論」は今でも「人の幸せ」に大切なことだと考え学び続けています。
ここで学んだことはたくさんあります。
例えば私の経験則の一部はちゃんと「理論」として体系化されていたこととか、自己理解の重要性とか。
また「傾聴」の難しさ。私は生徒と仲良くなることは得意な方だと思っていたのですが、実技試験の勉強で「傾聴」の難しさを痛いほど味わいました。
それまで生徒や保護者の面談を何千回とやってきた私が悩みました。ものすごく奥の深いものです。
悩んだ分、必死に学んだので結果としては、教えることの視野が広がり「独自のアプローチ」ができるようになりました。
今では「傾聴」が出来なければ「教育」は成り立たないとすら感じています。
なぜなら、子どもたちの話を聴いていると「傾聴」ができていないばかりに嫌われている先生があまりにも多いと感じているからです。
「傾聴」の大切さについては追々話していくとして、まずは「自己理解」の大切さについて語っていきます。
「自己理解」はもちろんお子さんのことでもあり、親であるあなたについてでもあります。
「自己理解」が深まることで、お子さんもそうですし、あなたも幸せになっていきますので、この「自己理解」の視点をもってくださいね。
自己理解をするためには何をすればいいんだろう?
「自己理解」の方法はたくさんあります。
私が通っていた「キャリアコンサルタント養成講座」でもはじめの1ヶ月は「自己理解」についての勉強でした。
それだけ「自己理解」はコンサルティングやカウンセリングでは重要なことなわけです。
なぜならばカウンセラーが「自己理解」できていなければ、そもそもカウンセリングは出来ないからなんです。
まあ単純に考えても、そうですよね。
私も自己理解出来ていない方のカウンセリングなんて受けたいと思いませんし。
テキストを使っての座学はもちろんのこと、毎日ワークをしました。
エニアグラムにエゴグラム、ジョハリの窓などなど、「自己理解」についてのアセスメントをやりながら何回自己紹介をしたことやら(笑)
また個人的に「自己理解」を深めるために、占いにも興味を持ち色々見てもらいました(笑)
四柱推命、気学九星、西洋占星術、手相、易、バカラ秘数術、宿曜占星術、姓名判断、タロットなどなど、、。
一見そんなの「自己理解」と関係ないんじゃない?と思われるかもしれませんが、これが思いの外「自己理解」に役立ちました。
なぜかというと、全ての占いに共通することが見えたからです。おんなじことを言われるんですね。そしてそれがその通りだと思えるし。
もちろんコールドリーディングだなとわかる時もあるのですが、手相や姓名判断でも同じことを言われると「インチキ」なんて考えているのはもったいないと感じます。
肝心なのはあくまでも「自己理解」を深めるものとして捉えることです。振り回されてはいけません。そこをしっかりしておけば、生きていくうえでとても役に立つことと思います。
(因みに私は教育やカウンセリングはとっても向いているんだそうです)
ですので、このサイトでもいくつか「自己理解」についての方法を紹介していきます。
簡単にできる「自己理解」
では「自己理解」のはじめの一歩として、やってほしいことです。
それはあなたやお子さんの感情が動く瞬間を捉えることです。
どんなときに「嬉しい」と喜んで、どんなときに「ムカつく」って怒るのか。
喜怒哀楽が起こるには原因があります。
喜怒哀楽が起こる「出来事」があるわけです。
それを考えてみてください。お子さんと話をするのが良いと思います。
私の経験則として「嬉しい」というときよりも「ムカつく」ときのほうがわかりやすいようです。
ですから、今日やってほしいことは
「自分の嫌いな教科について。なぜ嫌いなのか?嫌いな理由を5つ上げてみよう」
です。
また、担当している教師についての話は是非してみて欲しいですね。
なぜなら、圧倒的に教師との相性が合わなくて、その教師の担当教科が嫌いになることが多いですから。
そこでコツはその教師の「ムカついた一言」などをリサーチすると、どんなことで感情が動くのかがわかります。
是非、やってみてくださいね。
まずは自分のことでも構いません。
親であるあなたの「自己理解」が深まれば、結果としてあなたの幸せに繋がってきますから。
応援よろしくですm(_ _)m
にほんブログ村