今回の内容
わが子の本質的な部分を見るように努めましょう
おはようございます、長谷川です。朝からリンキンパークのボーカリスト、チェスター・ベニントンの悲報で驚いています。自殺かぁ、うーむ。リンキンパークはアルバムセールスが5000万枚以上とか、大成功しているバンドなんですよ。それでもね……。
というわけで、今日から夏期講習なので気持ち切り替えなくては。
朝9時過ぎから授業なので、今カフェでこの記事を書いています。
今日のテーマは「わが子の本質的な自己を見るように努めましょう」です。
タイトルは宗教的ですが、心理学的アプローチです。
それでは行ってみましょう!
なぜ本質的な部分を見る必要があるのか?
では、なぜ本質的な部分を見る必要があるのでしょうか?
それは、自尊心を育むには、まず頭が良いとか、スポーツが上手だとか、そんな条件を一切含まずに、無条件で「存在しているだけで自分は価値がある」ということを受け入れる必要があるからです。
なぜなら条件付きが良くないかというと、
例えば、スポーツが上手で活躍していたのに、怪我でスポーツができなくなった子どもが不良に走ってしまったとかのように、その条件がなくなった途端に待っているのは「自己嫌悪」であり「絶望」だからです。
スポーツが上手というのはあくまでもスキルであり、その子の本質ではないってことです。
本質的な部分って何?
そもそも「本質的な自分」ってなんでしょうか?
子どもが生まれた時のことを思い出してください。
あの屈託のない笑顔。あれです。
ただ存在しているだけで嬉しかったですよね。
こっちを見てニコニコって笑いかけてくる子ども。
無条件で守ってあげたくなったものです。
ところが、時間とともに「本質的な自分」に「外的な要因」が膜を貼りはじめます。
その膜は「本質的な自分」を輝かせるものもあれば、覆い隠して曇らせてしまうものがあります。
どんな環境で、どういう人たち育てられたのか。
どんな教育を受けて、どんな人たちと時間を過ごしたのか。
その諸々が膜の種類を決定するのです。
よく「環境が人を育てる」と言われますよね。
そういうことです。
そして、外的要因を本当の自分と勘違いしてしまう
これ怖いですよね。
でもこれで苦しんでいる人はとても多いと思います。
私もそうでしたから。
それなりに実績も出したのに、全然自信なんて持てなくて……。
むしろプレッシャーに感じたり。
それで結果的に精神蝕んで、1年間休職しましたからね。
私の場合は、退職をキッカケにキャリアカウンセリングに出会うことで、もっと人間の本質とかを学ぶようになり、結果的に以前よりも自分らしく楽しみながら生きられるようになったので良かったですけど。
だから「自尊心」って大事だなってこのブログで伝えている訳です。
だから、子育ての注意点は「外的要因をその子の本質と勘違いしてしまわないように」ということです。
母親であるあなたが「子どもの「本質的な部分」を見つめ認めることで、子どもは自分の中にある「本質的な自分」に気づき受け入れられるようになります。
そのためにはどうしたらいいのか?
要は無条件で認めることです。
例えばテストの点数が悪かったとします。
この場合「テストの点数が悪かった」のは本質的な部分ではありません。外的な要因です。
単純に「スキル不足」です。
ですから
「お前はほんとにダメな子だね!」
と本質を否定してはいけません。
あくまで「テストの点数」を取るための「スキル」が不足している訳ですから、その部分を改善するように努めればいいのです。
でも憎まれ口を叩くしムカつくんですけど!
確かに、そうは言っても憎まれ口を叩いたりしてくると、母親としても頭に血がのぼってカーッときてしまいますよね?
そんなときはどうすればいいのでしょうか?
これは人それぞれなので、色々試して自分に効く解決策を見つけましょう。
オススメは昔の我が子の写真を見ることです。
もちろん可愛いやつですよ。
それをスマホの待ち受けにしてしまうとか、すぐに見られるところに置いておきます。
そして、
「あーんなに生意気言っているけど、本質はこんなに可愛いんだよな、背伸びしちゃってさ」とか思ってください。
なんか笑っちゃいますから。
まとめ
では、まとめます。
1.子どもの超可愛い写真をすぐに見られるところに置く。スマホの待ち受けとか。
2.本質的なぶぶとスキルなどの外的な要因を分ける。これは紙に書き出します。
3.怒りが込み上げてきたたら写真を見て「ふふふ、本質はこんなに可愛いのに、背伸びしちゃって」と笑い飛ばす。
要は子どもの本質的な部分と外的要因の部分をわけられるようにしましょうってことです。これもスキルです。慣れですから、練習すればなんとかなります。
子どもが自尊心を育んでいくことで、母親であるあなたも幸せ感が増してきますから、そして何と言ってもあなた自身が輝いてきますから、頑張ってくださいね。
では、そろそろ時間なので失礼します。
もっと詳しく知りたい方はこちら
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