【悲報】九九の計算が怪しい子供達が増えてます……。あなたのお子さんは大丈夫?

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こんにちは、長谷川です。

横浜市は夏休みが今週で終わります。

今年の夏期講習で感じたことは「九九をはじめとする計算力が年を追うごとに低くなっているなぁ」ということです。

今日は計算力がテーマです。

 

九九で間違える1位は?

もちろん昔から九九が苦手な子はいました。
例えば「7の段を超えるとやばいかも!」と言っている子供達はいました。

でもその場合でも確認するとちゃんと言えました。
本人は「危ねぇー!よしよし何とかできた」と言いつつきちんと九九が言えたんですね。
要は自信がないだけで覚えることはできていたんです。

ところが最近はリアルにできない(^_^;)

4の段から怪しい子すらいます。

で、小見出しに書いた「九九で間違える1位は?

これ、何だと思います?



正解は



4×7」です(^_^;)

もちろん7の段くらいか、いや6の段を超えるくらいから怪しい子どもたちもいるのですが、
私が確認したところこの「4×7」が多いですね。

間違えで一番多かったのは「24」です。

「何でやねん!」
と突っ込みを入れたくなります^^;

6の段より上になると怪しい子どもたちには「数字を入れ替えて計算してごらん」で解決します。
このアドバイスだけでできるようになる子どもは多いです。

ただ、今回の「4×7」のような場合は暗記できていないんですね。

小学校2年生の時の繰り返しが足りてないんです。

中には指を折って数えながら九九をやる子どももいます。
足し算ではなくてかけ算で指を折って数えてるんですね。

要は九九が暗記されていないんです。
脳に記憶として残っていないんですね。

なぜ小学校2年生で九九をやるのか?

それには理由があります。

脳は成長する過程で記憶の仕方が変わるんですね。
子供の頃は意味ないことでも暗記できるのですが、それ10歳から15歳くらいに意味づけで覚えるように変化していくんだそうです。

詳しくは私の大好きな池谷裕二先生の「記憶力を強くする」を読んでもらえればと思いますが、変わるんですね。

はっきり言って九九ってリズムだけで意味なんてないですよね。
ににんがし
さんごじゅうご
とか、意味のない言葉の羅列です。

これを暗記するには小学校2年生くらいの脳の発達がちょうど良いのだそうです。

この本にはそれ以外にも記憶に効果的な飲み物とか、実は大人になっても記憶力は衰えない秘密が書いてあるのでとても面白いです。お勧めです。

約分が苦手な子どもも増えています…。

また、計算指導で通分はもちろんのこと約分すら怪しい子どもたちが増えています

もちろん、昔から約分ミスをする子どもはいました。

でもそれはほとんど、公約数が7とか11とか大きい数の場合でした。

今は違うんです。

偶数の約分すら気がつきません。

約分のミスではなくて約分ができることに気がつかないのです。

約分ですら怪しいのですから、通分は相当ヤバいです。

まあこれはちゃんと理由があります。

今の公教育では昔習っていた「連除法」を学校が扱わないんですね。
例えば通分の場合は2つの分母のそれぞれな倍数を頭に思い浮かべて共通の数字を見つけて通分するんですね。

だから子供達は練習していないんです。

そう、子供達は練習していないんです。
なのに、中学校に上がると習った事としてカリキュラムが進んでいきます。

教科書の作成者側からすると連携してるのでしょうが、現場の様子を聞く限り連携されているとは思えません。
中学校の先生は「通分や約分なんてできて当たり前」として授業は進んでいきます。

これでは子供達が可哀想ですよね?

もちろん学習塾では扱うところは多いです。
特に中学受験科の学習塾では当たり前にやります。
なぜなら入試に出題されるからです。

興味のある方はぜひ中学受験の過去問題集を見てください。

そのレベルの高さに驚かれるでしょう。

ますます勉強の二極分化は加速していく!?

少し話は変わります。

私はキャリアコンサルタントでもあるので、子供達の将来の夢とか仕事についての視点からのアドバイスをしています。
キャリアコンサルタントは国家資格ですので、その辺の自分の経験則だけでアドバイスしているのではありません。
就職支援のプロの視点から時代の流れを考えたアドバイスをしています。

現状として所得則がアメリカのように二極分化が進んでいます。
富裕層か貧困層に別れていっています。
昔の日本は中流層が厚かったのですが、
昔の三種の神器と言われた時代はすでに崩壊しています。
春には、あの日本の誇る大企業であるトヨタ自動車の社長が終身雇用は難しいとまで発言しています。

各大学の所得を調べると東京大学の親の所得が一番高いという話を聞いたことがあります。
これは所得が高ければ子供たちに良い教育を受けさせることができることを意味します。

要は、所得の二極分化によって教育の二極分化も加速する可能性が高いということです。

これに関しては🤔うーんって感じですよね。
公教育に頑張ってもらいたいと感じるわけです。

そこで、私の方でも何か出来ないかを考えてました。

まず、中学生以上を対象とした計算力をアップさせる講座を作成しました。
1ヶ月間の動画とメールの「計算力アップオンライン動画講座」です。

先ほどお話した学校では教えてくれない「分数の攻略法」も動画で詳しく説明しています。

計算力が低い、計算ミスが多い、計算ミスがなかなか直らない、という症状にはとても効果を発揮します。

詳しくはこのページにまとめましたのでご覧ください。
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