今回の内容
英文を覚えるのが苦手な子どもへの処方箋
こんにちは長谷川です。
今日はこんな悩みを持つ、中学2年生の女の子からの質問に答えます。
「今年から、新しい英語の先生になって毎週教科書の本文からテストされるようになりました。
英単語ならまだしも、英文になると、覚えるのが大変でなかなかテストで合格点が取れません。英文を覚えるためのコツみたいなものがあったら教えてください。よろしくお願いします。」
では行ってみましょう♪
英文を覚えるための3つのポイント
私が以前指導していた大手学習塾では、英語の本文再生テストというものがありました。
ですので、この手の質問は子どもたちや保護者からよく受けたものです。
その時に私が伝えたのは以下の3つです。
- 1.文の内容をイメージ(映像化)する
- 2.音読を繰り返すことで暗記する
- 3.音読で暗記できるようになってから紙に書いてみる
1.文の内容をイメージ(映像化)する
苦手な生徒何人かに話を聞いてみたところ、全員が意味もわからず、英文を字のままに覚えようとしていました。
それでは覚えられるわけがありません。
ですから、まずは意味を把握します。
意味が分かったら、今度はそれをイメージ(映像化)するんです。
苦手な生徒はみんな字ズラで覚えようてしていました。
そこで、イメージ(映像化)の練習をさせた所飛躍的に暗記出来るようになりました。
ただ、イメージ(映像化)をさせるには、子どもにはきちんとそのやり方を教える必要があります。
なぜなら彼らは「イメージ(映像化)してごらん」なんて伝えてもそれが出来ないからです。
だから、イメージ(映像化)するためのコツを教えます。
教科書に図が載っているのであれば、それを使う手もありますが、できればインパクトを持たせたいです。
ですから、私は子どもたちが好きなアイドルやキャラクターを登場させます。
例えば、最近女の子に圧倒的な人気を誇る、三代目J Soul Brothersのガンちゃんこと岩田剛典くん。
彼のファンなら、英文のheのところは岩田剛典くんに登場してもらいましょう笑
それだけで、俄然とやる気が出てきて記憶に残りやすくなります。
なぜなら、関心があることは記憶に残りやすいことは脳科学で証明されているからです。
動物であればキャラクターとかに変えても構いません。
英単語と英文の内容に合わせたインパクトのあるイメージを持たせましょう。
そうすると頭の中に映像化されるので、記憶が強化されます。
2.音読を繰り返すことで暗記する
これはその名の通り、英文を繰り返し音読していきます。
もちろん電子書籍にも書いた通り、学習のタイプはあるのですが、暗記に関しては音読は絶大なる効果を発揮します。
書くよりも、まず音読です。
これは前塾の英語科主任との話で聞いたのですが、その英語科主任は東京外語大学を卒業したあと一流企業で務めたあと外資系企業で海外を回っていた方です。もちろん英検1級で、TOEICは満点を取ってました。
その方は中学時代に英語の教科書を繰り返し音読して覚えていたそうです。それが、東京外語大学の試験の時にとても役に立ったそうです。
試験中の英作文で閃いたのが、必死に大学受験のために覚えてきたことでなく、なんと中学時代に覚えていた英文が頭に蘇り、その問題をスラスラも解くことができたんだそうです。
このように英語のプロも英文の音読が役に立つと、実体験として持っているのです。
ですから。ぜひ英文を繰り返し音読しましょう。
3.音読で暗記できたら紙に書いてみる
ここまで来てやっと鉛筆を持って練習しましょう。
この繰り返しをすることで、一夜漬けのような短期記憶ではなくて、長期記憶として脳に記憶されます。
新しい英単語が出てきたなら、前回の漢字の練習の記事にあるように、まずは指で練習しましょうね!
次のテストで結果が出ますように。
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