今回の内容
「正負の数」がやっぱり肝なんだよね。
おはようございます、長谷川です。
夏期講習から新入会の生徒が入ってきて「やっぱり」と感じることがあるのでシェアします。
今日のテーマは「【正負の数】がやっぱり肝なんだよね。」です。
それでは、行ってみましょう!
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・夏期講習で改めて感じたこと
夏期講習から新しい生徒が入ってきました。
新しい子どもたちに指導できるのは、嬉しいことです。
そして、指導していて「やっぱり」と気づくこと。
それは「やっぱり「正負の数」がイイカゲン」ということです。
・やっぱり正負の数なんだよ。
この間の中間テストで試験範囲だった中学1年生の生徒ですら、加法に直して計算することを忘れていたり……。
中学1年生のみならず、学年関係なく「正負の数」の定着が曖昧。以前「正負の数を舐めていませんか?」という記事を書きましたが、改めて「正負の数」の重要性を感じているところです。
【関連記事】
正負の数を舐めていませんか?
もちろん、全くわからないわけではないですよ。
そこまで重症ではないんですけど、定着が甘いんですよ。
1桁の足し算や引き算で8割の正答率とか低いです。
100%を目指しましょう。
目指した結果、たまたま1問間違えたとかであれば良いんです。
問題は、はじめから「8割くらいできてるから良いじゃん」では甘いということです。
・連立方程式の計算ミスの背後にあること
中学2年生で習う「連立方程式」が苦手な生徒を指導していて感じること。
それも「正負の数」の定着が甘いことです。特に引き算の定着の甘さは酷いですね。
中学2年生の新入会の生徒が連立方程式の計算でミスをしていたので、正負の数の引き算をやらせてみたら、案の定定着が甘い。
なぜ連立方程式の計算で正負の数の引き算が大切なのかというと、「負の数を引く」という感覚が甘いと計算ミスが起きるからなんですね。
もちろん、言われれば気づくんです。
でもそれではダメなんです。
言われなくても、出来るようにならなければ。
ですので、お子さんが中学2年生で連立方程式の計算でミスがあるようであれば、「正負の数」の引き算の練習をすることをお勧めします。
これを1日やるだけでも、正答率はアップしますよ!
お試しください。
・中学3年生のイオンでも正負の数の感覚がない子は理解が大変
中学3年生の理科で「イオン」を教えているときにも、この正負の数の感覚が弱い子は指導が大変です。
正負の数の感覚が弱いと+2とー2を合わせて0になるということが難しくなるんです。
そうすると、電離式の理解が甘くなります。
電気的に中性になるというイオン結合の感覚がわからないので、当然ながら記憶に残りにくくなってしまいます。
この感覚がわかる子どもは、電離式の定着がとても早いです。
この辺はゲームが好きな子どもは大丈夫です(笑)
・まとめ
この夏期講習で感じたことを書きましたが、
要は「正負の数」はあらゆる単元の理解の背後にあるので、超重要だということを改めて感じたということです。
なので、傷が浅いうちに「正負の数」の復習をしておきましょう!
きちんと「正負の数」について勉強し直したい方はこちらをご覧ください。
→「正負の数」をきちんと学ぶためには?
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