今回の内容
モチベーションを維持できる目標の立て方
おはようございます、長谷川です。
今日のテーマは「モチベーションを維持できる目標の立て方
」です。
それでは、行ってみましょう!
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目標はこうやって立てます
はじめ1歩は小さくすることを2回に分けて話しました。
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その理由と具体的な生徒の話でした。
今日はモチベーションが維持できる目標の立て方についてです。
いろんなところで話してることですが、目標の立て方を学校で教えてくれないからなのか、下手な子どもたちが多いですね。
私の場合、学習塾で指導してる関係上志望校合格に関する相談が多いです。
また、私はキャリアカウンセラーでもあるので、将来の仕事についての相談になることもあります。
そこで感じることをまとめてみました。
目標の立て方5つの手順
目標の立て方と達成するまでの流れは、次の5つの手順で行います。
1.まずは自分の現状の把握
2.理想の自分の明確化
3.そのギャプを埋めるには何をしたら良いのかをとにかく書き出す。
4.やる順番に直列に並べる
5.行動開始!
それぞれ説明します。
1.まずは自分の現状の把握
これ意外とやってない生徒が多いです。大人でもやってません。
もちろん前提として「自己理解」しておくことが必要ですが、その方法は別の機会に話すとして、「現状の把握」をしましょう。
何かしら目標を立てて達成するには、今自分の状況がどうなってるのかが分からなければ進めません。
それは、目的地に行くために地図を見てるのに、現在地が分かってないことと同じことです。
現在地が分からなければ、いくら地図を見ても目的地にはいけませんよね?
この当たり前のことが、目標達成については行われないことが多いです。
キャリア・カウンセリングでもそう。
自分の現状の特性やスキルの把握もせずに、ただ年収いくら位の仕事とか探しても上手くいくわけがありません。
まずは自分の特性や持っているスキルなどを明確化する。これを職務の棚卸しと言うのですが、学生の場合は内申点や偏差値、得点力、得意科目や不得意科目の現実的な把握が必要です。
なぜならば、入試で合格するためにはそれらの要素が関係してくるからです。
そのため、まずは自分の現状を把握しましょう。
それ無しに「〇〇高校に行きたい!」と闇雲に勉強しても効率的に目標達成することはできませんから。
2.理想の自分の明確化
要はどうなりたいのか?
受験であればどの学校に行きたいのか?
就活であればどんな条件の会社に入社したいのか?
ということをハッキリさせましょう。
意外と分かってますとか、やってますとか言っていながら、漠然としている場合が多いです。
心の中から「行きたい!」と思えてますか?
目標に対して憧れてますか?
目標を達成することにワクワク出来てますか?
しているのであればOKです。
してなければまだまだ甘いです。曖昧です。
もっとイメージを膨らませて、どんな学校に入学できれば楽しい高校3年間が過ごせるのかを考えましょう。
コツはとにかく片っ端から学校を見に行くことです。
学校紹介の本を読んで、少しでも興味を持った学校に行くのです。
学校説明会だけじゃないですよ。
文化祭や体育祭、部活動絡みで進学したいのなら試合を見に行くとか、実際に部活の練習に参加するとか。
これ、先輩がいると比較的に簡単に練習に参加できます。顧問の先生から紹介してもらう手もあります。
最近は学校説明会を公会堂などで実施するケースも増えてますので、実際にその学校に足を運んで見てくださいね。
その場の雰囲気を味わってください。空気感を感じて下さい。
これがとても大切なのです。
イベントでなくても、普通の日に行ってみて通っている生徒の雰囲気を見るのもいいですね!
また、子どもが面倒くさがりならば、家族でドライブついでに行くのも手です。
それで志望校を決めるキッカケになった生徒は沢山います。
1回だけでピンと来なくても2回、3回行ったことでピンと来る場合もあります。
「そんなに行かなくてはダメですか?」という話がたまに出てきますが、子どもが「この学校に行きたい!」と心から感じる学校に出会えると、相当勉強するようになります。
その勉強量は本人も驚くほどです。
そのくらい憧れの学校に出会った時の子どもたちは変わります。
ですから、ここは頑張ってくださいね。
3.そのギャプを埋めるには何をしたら良いのかをとにかく書き出す。
ここまで来ればあとは簡単です。
まずは内申点でのギャプを把握します。分からなければお子さんが通っている学習塾の先生に相談しましょう。
ほとんどの学習塾にはデータがあります。
まずは、その目標にどのくらい内申点を取ればいいのか?入試でどのくらい点数を取ればいいのか?を把握します。
そして自分の現状とぶつけてみて、あとどのくらい内申点を上げればいいのか?学力検査での得点はどのくらい上げればいいのか?を
検討しましょう。
そうすれば、内申点を上げるのにどの教科が上げやすいのかとか、模擬試験に向けて「社会を頑張ろう」とか、具体的な戦略が分かってきます。
それを紙に片っ端から書き出していくのです。
4.やる順番に直列に並べる
紙に書き出したことを整理します。
これから入試に向けて勉強していくのですが、先ほど紙に書き出したことに優先順位をつけていきます。
それを縦に直列に並べましょう。
横に並列に並べると「うわー!こんなにやらなくちゃ行けないんだ」とモチベーションが下がりやすくなります。
ですから、縦に直列に並べて、それを順番にやって行くようにします。
それだけで精神的に落ち着きます。
これ心理学的なアプローチなのですが、やってみてください。勉強以外でも不安や悩みがある時に使えます。
5.行動開始!
ひとつひとつやって行けば目標に達成出来ると信じて、目の前にある課題に取り組みましょう。
もちろん、途中で改善点に気づいたら改良していきましょうね。
目標の立て方をさらに詳しく動画で解説しています。
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