連立方程式:代入法が苦手な子どもへの処方箋【前期期末テスト攻略シリーズ】

連立方程式:代入法が苦手な子どもへの処方箋【前期期末テスト攻略シリーズ】

おはようございます、長谷川です。

昨日で夏期講習が終わりました。
今日で夏休みが終わります。

学校の宿題は終わってますか?

私もどちらかと言うと、溜め込むタイプだったので、夏休み最終日は1日中宿題をやっていました(笑)

さて、昨日は「連立方程式:加減法でミスを克服する方法【前期期末テスト攻略シリーズ】」をお話しました。

今日は続いて「連立方程式:代入法が苦手な子どもへの処方箋【前期期末テスト攻略シリーズ】」です。

では、行ってみましょう!
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まずはそもそも代入について理解してるかどうか?

代入法が苦手な子どもは、中1の「式の値」で躓いてるケースがほとんどです。

そもそも代入とは何か?ということが頭に入ってません。

なので、代入法が苦手なら、中1の文字式に戻って「式の値」の復習をしましょう。

・代入とは文字と数字を交換すること。

代入するときに、文字をそのまま残す子どもがいます。

わけを聞いてみると「消しちゃっていいんですか?」とか帰ってきます。

そんなときは「代入って、文字と数字を交換することだよ」と伝えてから練習すると、比較的早くできるようになります。

あとは昨日も説明しましたが、かけ算は復活させることと、負の数の代入の時は()カッコをつけることを丁寧に指導します。


【関連記事】▷連立方程式:加減法でミスを克服する方法【前期期末テスト攻略シリーズ】


ミス

正解

まずはここをしっかりできるようにしてください。

・式を代入するとき(カッコ)を付ける

次に式を代入するときにも(カッコ)をつけることを徹底します。

これを忘れると、昨日と同じようにかけ算を足し算にするミスが起こります。

・途中式をしっかり書かせる

やはり途中式をしっかり掛けてるかを見ることが大切です。

ある程度理解してるし、出来ているのに、計算ミスがよくある生徒の殆どが、途中式を書いてないか、適当に書いてます。

そこで、自分の字を読み間違えたり、暗算ミスが起きます。

なので、これからのことも考えてしっかり途中式を書けるようにしたいものです。

・指導上の注意点

夏期講習の新入会者にもいたのですが、中1のときにあまり勉強をやってこなかった子どもにありがちなのが、問題文の写し間違いです。

符号のマイナスが消えていたり、12なのに1が消えて2と書いていたり……。

でもここは、問題演習量を沢山やっていくうちに自然と解消されるところです。

ですから、「何やってんの!」とか「あなたはミスが多すぎ馬鹿」なんてことは言わないでください。

それよりも、ミスをしないように丁寧に書いてくことをしっかり伝えること。
これから問題をたくさん解いていけばそれは解消できることを伝えてください。

特に中2のこの時期は、部活動で中3が引退して中2がメインになります。特に運動部の場合は肉体的にヘロヘロになってます。

そこにダメ押しするかのように伝えてしまうと、「結局私は馬鹿だから勉強なんてやっても無駄!」という思考回路が潜在意識にプログラミングされてしまいます。

こうなると厄介なので、現時点の状況とこうやったらできるようになる指針をしっかり伝えることで、問題をたくさん解かせましょう。

その際に「中2で学習するところはよく出来ているよ。今は今までやって来なかった中1の部分でミスが起きているけど、丁寧に途中式を書いて練習していけば、できるようになるから頑張っていこうね!」と伝えると効果的です。

お試しあれ。

 

追伸:潜在意識に「めんどくさい病」がプログラミングされてしまうと、ホントに治すのに大変ですから。

「正負の数」について勉強し直したい方はこちらをご覧ください。
▷ 自尊心を育む数学講座【The Sky Is The Limit!】「①正負の数」の詳細はこちら

 

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