子どもの可能性のリミッター解除するには?
こんにちは長谷川です。
Newtonを読んでいたら興味深い話が載っていました。
それに関連して、子どもの可能性を伸ばすためのイメージが広がったのでそれをシェアしますね。
それでは行ってみましょう♪
たんぱく質が胃で消化されることは中学2年生で習います。
このたんぱく質を分解する消化酵素「ペプシン」にはリミッターがついていて、本来の効果を発揮出来ない状態で分泌されます。
「ペプシン」は胃酸にさらされることで、そのリミッターが外れ、たんぱく質をバチバチと切ってくんだそうだ。
胃酸に触れるとリミッター解除!
この話、環境が変わると活躍しだす人とリンクしたんですね。
今まで勉強してこなかったのに、学習塾に入会した途端に勉強し始める子どもたち
例えば今まで勉強してこなかったのに、学習塾に入会した途端に勉強し始める子どもたちがいます。
以前、ある野球部に所属していた生徒が入ってきました。中学3年生の夏期講習からです。塾に通うのは初めてだったそうで、それでもオール4くらいは取っていたので大したものです。なぜかというと、その野球部は練習がハードで有名だったからです。
その生徒も野球部を引退してから、塾の雰囲気に巻き込まれて、コツコツと勉強していきました。授業が終わった後も自習室で勉強していました。
彼は「こんなに勉強したことありません。ここに来ると自然に勉強する気になるんです」って言っていました。
これが場の雰囲気なんですね。巻き込まれるんですよ。そして自分のリミッターを解除して可能性を発揮していくんです。
また、あるやんちゃな男の子。彼は不良のレッテルを貼られていました。
まあ、学校では先生に反抗し、時には先生と取っ組み合いをして殴ったりもしていたそうです。タバコも吸ってたそうです(苦笑)
なのに、彼は塾に来ると真面目に勉強していました。わからない所があればちゃんと質問してくる、しかも礼儀正しく。
だから彼と同じ女子生徒たちが「学校とは全然別人で驚いちゃう!」って言ってました(笑)
学校で不良と呼ばれる生徒が、なぜ塾だと真面目に勉強していたのか?
それは彼が要領が良いとか、使い分けてるということではないんですね。
これも場の雰囲気なんです。
私は当時その校舎の責任者でしたので、校舎の雰囲気作りを大切にしていました。
そのために毎日のように、生徒たちと面談していました。
彼の場合も1番最初の面談のときに信頼関係の構築ができたんですね。
まあ、大したことはやってないのですが、
彼の身なりから大体は想像できましたから、それを「承認」したんです。
彼は根っからの悪人ではなく、先生の方針や言動不一致なことに「それはないんじゃないか?」って感じていました。その気持ちが彼を不良と呼ばれるような行動を起こしていました。ですから、「言ってることやってることが一致しない大人への不信感」を「承認」したんです。
もちろん、1回の面談で何もかもうまく行ったわけではありません。
いろんなことがありました。
途中で何回も塾やめる!って言ってきたし。
その都度面談をして、結局受験まで頑張ってました。もちろん志望校に合格しました。
学校の教師から「お前の内申点じゃ絶対に合格できない!」と言われたのをはね返し、見事自分の努力で合格を勝ち取ったのです!
子どもたちのそもそも持っている才能を開花させる。私たち大人が子どもの心のリミッターを外し可能性を伸ばす場の雰囲気を作っていくことが大切なんです。
環境が人を変える
あるコミュニティに参加した途端に行動力が出てきて活躍し始める人がいます。
場の雰囲気がリミッター解除の役目を果たすのです。
だから、そういう空気感に積極的に触れていく必要性と、それに乗じて自らもその空気感を作っていくことが大切なんですね。
要は環境が人を変えるということです。
最近特にこの大切さをものすごく感じてます。
なぜなら私は今あるコミュニティに参加しているから分かるんです。
これからのクリエイティブな時代に起業するためのコミュニティです。
そのコミュニティの場の雰囲気はとても素晴らしい。
だからみんなどんどん行動していってるし、だからこそ自分もやらなくちゃって感じて、それが私の行動に繋がっているから。
また、子どもたちの可能性を引き出せるように、子どものリミッター解除できる触媒的存在を意識しなくてはと強く思うようになりました。
「ペプシン」の話から「人間の可能性のリミッター」の話になりました。
でも、そんなことをNewtonを読んで感じたんです。
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