テストで実力を発揮する方法を伝授します。
今回の内容
緊張はあなたの味方なんです!
テストって緊張するよね。
わかります。私も緊張してまくってたから。
大人になって心理学とか色々勉強するうちに、緊張って実は悪いことじゃないんだ。
人間の機能としてあるべき姿なんだと思えてからとても楽になりました。
だから、今回は緊張することが悪いこと、もしくは自分の心が弱いこととか勘違いしている人あなたに書いていきます。
緊張は実力を出すため良薬と思い込もう
私が教え子に入試前に言っていることは、
おーキタキタ「これで実力が発揮できる!」と信じ込むことです。
そもそも緊張するということは、戦闘モードに入ることを意味します。
DNAは遠ーい昔のことまでも私たちの体に刻み込んでいます。
遠ーい昔は、新たなる環境は「死を意味する」ことにつながりました。
そこに足を踏み入れたら毒蛇や猛獣が出るかもしれない。
そこを進むと崖から落ちてしまうかもしれない。
そんな危険を知らせるために「緊張」という危険信号を察知するメカニズムができたのです。
ですから、緊張してきたら「よーし!これで戦闘モードに入ったから実力が発揮できるぞ!」と信じて思い込んでください。
この瞬間だけいいので思い込んでください。
とは言っても自信がわかないあなたへ
とは言ってもなかなか自分を信じられない人もいるかと思います。
そんなあなたはまずこれをやってみましょう。
心理学でちゃんとデータがある手法ですから安心してください。
まず「緊張」している自分を感じてください。
えっ!?って思いますよね。
普通「緊張」を避けるとか、「緊張」を遠ざけようとしますよね?
違います!
違うんですよ。
まずは「緊張」を感じてください。
なぜなら、「緊張」は遠ざけようとすればするほどあなたに襲いかかってくるものだからです。
もちろん過度の緊張はダメです。
緊張しすぎることはあなたの実力を妨害します。
ですが、適度な緊張はあなたに「戦闘モード」に入ったことを表します。
アドレナリンなど脳内ホルモンが出てあなたが実力を発揮することを促してくれます。
ですから、感じてください「私は緊張している」ということを。
その次に意識して欲しいこと。
それは「呼吸法」です。
実は緊張しているときは呼吸が浅くなっています。
ですから、一旦意識して呼吸を止めてください。
それから呼吸法をやっていきましょう。
呼吸法と言っても難しくありません。
難しくありませんが、コツがあります。
それは「まず息を吐く」ということです。
世の中に出ている方とかで言われている呼吸法は「まず、息を吸って!」から始まるものが多いです。
でも考えてみてください。
肺に空気が入ったままで空気が吸えますか?
吸えないですよね。
むしろ呼吸がさらに浅くなってしまい、緊張を高めてしまいます。
ですから、まず「息を吐くのです」
それから息を吸うのです。
できれば4秒吸って7秒止めて8秒で吐き切るということを意識して欲しいですが、緊張して頭が真っ白になっているのであれば、息を吐いて吸ってを繰り返してみてください。
しばらくすると少しだけ落ち着いた自分に気がつくはずです。
・日々の努力
緊張を少なくするためには日々の努力があると大きな助けになります。
なぜなら緊張してきたときに「でも、今まですごく頑張ってきたから」と言い思いが緊張をプラスのエネルギーに変えてくれるからです。
ですから、入試までまだ時間がありますから毎日の勉強を頑張りましょう。
・緊張をなくそうとしてはダメ
先ほども書きましたが、緊張とか心配とか不安な感情をなくそうと思ってはダメです。
なくそうと思えば思うほうど緊張にとらわれます。
これを「シロクマのリバウンド効果」と言います。
スタンフォード大学のダニエル・ウェグナー教授が提唱しています。
要は「シロクマのことを考えないでください」と言われると頭の中はシロクマだらけになりませんか?
◯◯のことを考えないでくださいと言われると、人は余計に◯◯のことを考えてしまうものです。
だから緊張したときに緊張から目をそらせとか、緊張していないと思い込むことは間違いなのdす。
それよりも緊張している自分を受け入れて、緊張してきたから実力が破棄できると思い込むことが大切なのです。
テストで実力を発揮する方法:まとめ
緊張してきたら、
1.これで「戦闘モード」に入った!
実力が発揮できると思い込むこと。
2.深呼吸をうまく使おう
3.日々の勉強を頑張ろう!
試してみてください。
これで受験の時に実力を発揮して合格した生徒は沢山いますから。
次はあなたの番です!
テストの解き直しをするとできます。
入試でも緊張して点数が取れないと思うと心配です。
緊張しない方法を教えて欲しいです。