こら!そんな勉強の仕方でテストで点数取れるわけないだろ!
おはようございます、長谷川です。
前期期末テストが近づいてきました。
とくにこの時期に注意していることがあります。
それは「子どもはわれわれ大人が当たり前だと思ってることに気が付かない」ということです。
では、行ってみましょう。
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・そんなことも気づかないの?
とくにテスト前になるとよく見る風景は「プリントを眺めてるだけの子ども」(苦笑)
眺めてるだけなのに「あー、覚えらんない。私やっぱり暗記苦手だー!」
こらこら、そんなんで覚えられる訳がありませんよね(笑)
でも子どもたちの中には、眺めてる(本人は覚えているつもり)だけで暗記できると勘違いしてる子どもがいます。
もちろん、ほんのまれに眺めてるだけで暗記出来てしまう子どももいますが、本当にまれです。私の経験上だと、1000人に1人とかそんな割合です。
だから、暗記する手法を教えます。
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そうすると「へぇー、先生すごいね」って言われます(笑)
これが15年くらい前だと「知ってるけどめんどくさいもん」だったんですが(汗)
そうなんですよ。
工夫するとか、頭で考えて何かをする子どもたちが少なくなってきた感じがします。
あれ?そんなことも分からないの?と思わず言ってしまいたくなることがあります。
例えば、学校でテスト前に穴埋め形式のプリントが配られたとします。
そうすると子どもたちは、ただその穴埋めの部分だけを前後の文章の脈略無しに覚えようとします。
先日もいました。
中3の社会を勉強してる男の子。
私「穴埋め部分の前後の文章を読みながら憶えてる?」
生徒「えっ?なぜですか?」
私「えっ、まさか一番左上は〇〇だとか、2番目は△△だとか覚えてないよね?」
生徒「そうですよ。それまずいんですか?」
私「それ、順番変わったらどうするの?」
生徒「あっ!それやばい。」
思わず頭を抱えたくなる会話でした。
でもね、最近感じるんですよね。考えてない子どもが増えてるなぁと。もちろん、昔もいましたよ、でも割合が増えてる感じがします。
ちょっと考えたらわかるだろうに……。
これを書きながら、私が歳を重ねてきたからかな……、と寂しさも感じてしまいます(苦笑)
・工夫の仕方を教えましょう
10年前なら叱ってました。でも最近は違います。
工夫するとはどういうことかを知らないわけです。
そう言えば、前回のテストのときも理科のプリントを位置で覚えてた子がいたことを思いましました。
私「〇〇さん、植物の分類のところを覚えてるだね。先生が問題だそうか?」
生徒「お願いします。」
私「では、どこからいこうかな?」
生徒「生徒、上から順番にお願いします。そうじゃないと答えられないですから。」
私「えっ、テストってこの順番通り出題されないよね?それまずくないか?」
生徒「あー、そっか。順番入れ替わったら無理じゃん。先生頭いいー!」
……。
漫才ではございません……。
でも、知らないなら教えるまでです。
知らないことを「何やってんだよ!もっと自分の頭で考えろ!」って叱られても、そもそも論として「自分で考える」とか「工夫する」とか、そのやり方を知らないわけです。
それを自分で考えろって言われても、その考え方を知らないんだから、生産性がない。
子どもたちを成長させる側としては「工夫の仕方を教える」ことです。
ここからは私の独り言━━━━
呟き「ゆとり教育終わってないよね……。学校の先生側がゆとりのままなんじゃないのかしら……。ぶつぶつ……。
━━━━独り言終わり。
という訳で、大人の我々が当たり前だと思うことでも、子どもたちは知らないという場面が増えてます。
ここは辛抱強く教えていきましょうね。
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