子どもの目が輝く瞬間とその仕組み
こんにちは、長谷川です。
昨日、「首都圏模試」の解説をやってたときのことです。
ある図形の問題で、全てを教えるのではなくヒントを少しずつ出してました。
そのとき、
ある女生徒の目がきらーんと輝き始めたのですよ!
面白かったのは一回わかりかけ、目が輝きはじめたんだけど、答えを途中で逃しちゃったみたいで、しゅるしゅるしゅると輝きが引っ込んでしまった。
ズームインしてズームアウトしてく感じっていったらわかってもらえるでしょうか。
ところが、その5秒後くらいにまたまた閃き、今度はしっかり答えに結びいた。その瞬間に微笑みとともにさっきよりも両目が見開いてきらーん!!!!
「先生わかりました!!!」って。嬉しそうに正解を解説している彼女を見て、夏期講習を通して成長したなぁとつい涙腺がゆるみそうになりました(笑)
だってこの生徒算数苦手だから。今回の模試の自己採点した点数は前回と比べて倍増してたから余計に嬉しかったのです。夏期講習頑張ってたもの。
子どもの目が輝くしくみ
で、目の色が変わるって科学で証明されてるんですね。
実は興味や関心があるものを見ると瞳孔が開くんだそうです。そうすると黒目部分が拡張して、光の反射率がほかの目の部分より高いために輝いて見えるんだって。なるほど!!
確かにこの生徒の目が大きくなったり小さくなったりズームインズームアウトしてったので、この説明に納得しちゃいました。
そう言えば私がこの教える仕事にはまったのも、実は生徒の目の輝いた瞬間を見たからなんですね。
あれは忘れもしない27年前。
塾教師になったばっかりの春期講習のことでした。
当時の中学1年生の数学kは整数の性質から。
エラトステネスのふるいとかやってました。
3日目くらいだったかな、最小公倍数の導入やってたときに、初めはわかんない!って顔してたIさんが、わかった瞬間に目がきらーん!って輝いたんですよ。
それを見た私は「わー!人間の目ってホントに輝くんだ!!」って感動してこの仕事にはまったのでした。
この生徒、合格まで課題は山積みだけど、明らかに1歩ずつ成長してる。
教師やってて良かったなぁと思う瞬間でした(^○^)/
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