受験生なのに勉強しない
ゲームばかりやってる
スマホをいじったりしてる
危機感がない
こんな心配で悩んでいませんか?
例えば中学3年生になったのに、まるで勉強をする気配がないとか。
「勉強しなさい」と促すと「塾で勉強してるから大丈夫」とか言われたり。
ゲームが終わったかと思うとスマホをいじっていたり。
また勉強してる様子なのに、なかなか偏差値があがらない。
塾の宿題はやっているし、塾の小テストの直しもやっているんだけれども、大きなテストでは点数が取れないとか。
今日はそんな悩みが100分の1でも解消される話をします。
勉強する理由がわからない子ども達が増えています
私は30年間指導していますが、そう感じることが多いです。
昔の子どもの方が野心・野望があった感じ。
ここ10年くらい生徒達と話をしていて感じることは、自分の将来に対してのビジョンのない子どもたちが増えてるということです。
だから勉強する動機付けがないので、勉強する気にならないし、勉強しても集中できてないので、なかなか身につかないのです。
なぜ、将来に対するビジョンが持てないのでしょうか?
以前よりも学校では職業体験やキャリア教育が行われている印象です。
でも自分の将来とは結びつかない。
ただ、何とかなく今の生活が続けばいいなとしか思っていない感じ。
将来に対するビジョンが持ていない理由の一つは、憧れのヒーロー的な存在があまりいないことだと感じます。
スポーツ選手には若干いますが、彼ら彼女らは雲の上の人。
私には関係ない。だってそんな才能持ってないもん。
試すこともなく初めから諦めてしまう。
いや、やってもいないので諦めとも違うのかもしれません。
キャリア教育が行われているのにも関わらず、子ども達は自分の立ち位置が分かっていない。
立ち位置が分かっていないから、どうやって目標を持ち、それを達成すればいいのかが分からない。
では、どうすればいいのでしょうか?
自分のことを知ること
何事もそうですが、自分のことが理解できないとどうやっていいのかわかりません。なぜなら人はそれぞれ個性があり特性があるからです。
たとえ、先生にやり方を聞いてもそれはあくまでも先生の特性に基づくものですから、子どもに合ったものではない場合が多いのです。
だから子どもが試してみてもうまくいかない事が多く、結果的に「私には無理だ」という結論になってしまう。
ですから子どもが自分がどんな特性を持っているのか?
どんな事が得意で、どんな事が苦手で、どんな価値観を持って生きていきたいのか?
それを少しずつでいいから意識させる事が大切です。
それが無いから「受験」という事が他人事であり、自分の置かれた事だと受け止められないのです。
だから子ども達には「自己理解」という作業が大切です。
いきなり100%は無理です。でも1%でもいいから少しずつ自分のことが分かってくると前に進めます。
みんな0か100で捉えすぎなんですね。
ちょっとやってうまくいかないからやらないみたいな……。
1%でいいんですよ。
少しずついきましょう。
特に高校受験を控えた中学生は反抗期にも入る頃なので、なかなかコミュニケーションを取るのが難しくなってきます。
だから子どもも親も、0か100になりがちです。
そうではなく少しでもコミュニケーションが取れたのならOK、明日はもう少し進もう。
みたいなちょっとずつ進んでいきましょう。
「それ間に合うんですか?」
間に合わなくても、このままよりも格段に現状は良くなります。
少し抽象度が高い話になってしまいました。
まとめますと、子ども達は自分のことがよく分かっていないから、将来に対するビジョンが持ていないし、勉強する気にならないんです。
だから、子どもが自身の特性を理解するように親子でコミュニケーションをとっていきましょうという事です。
そのためには、子どもが素直に親の意見を聞き入れる必要があります。
具体的に何をすればいいの?
親子のコミュニケーションで大切なことは、子どものことを認めてあげることです。それを「承認」と言います。
まずは小さなことを「承認」してください。
中学生だからこんなことは出来て当たり前みたいな十把一絡げな対応ではうまく行きません。
だってそんな対応をお母さんがやられたらどうですか?
自分のことをそうやって扱った人の言うことを素直に聞こうと思いますか?
違いますよね。
人それぞれ発達の度合いが違います。精神年齢だって違います。
それなのに学校教育では十把一絡げ的な対応をしてきます。
ですから、子ども達は戸惑っているのです。
大人の言う事が本当の意味で、理解できないのです。
ですから、まずは小さな「承認」をしましょう。
それができたら今度は「賞賛」です。
ステップアップ
1.小さな「承認」を繰り返す。
2.褒める出来事があったら「賞賛」をする。
3.子どもの特性を見つけるためのワークをやってみる。
子どもが自分の特性が分かってくると学ぶが面白くなってきます。
もっと具体的な内容はこのブログ記事に書いてあるのでご覧ください。
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私は国家資格である「キャリアコンサルタント」「2級キャリアコンサルティング技能士」の資格を取得しています。
これらの資格は実技試験で「傾聴スキル」がないと合格できません。
その内容を子どもたちに教えるようにわかりやすく説明する講座です。
マンツーマン形式なので質問もしやすいと思います。
また、直近の学年末テストなどの問題用紙とお子様の解答用紙をお持ち頂いたら答案分析も行う予定です。
現在4月26日に設定していますが、ご希望の日程がある場合にはリクエストして頂けたら検討しますので遠慮なくリクエストください。
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