目標を持った子どもがどのくらい変わるのか?その事例
おはようございます、長谷川です。
昨日はモチベーションを維持できる目標の立て方を紹介しました。
今日は「目標を持った子どもがどのくらい変わるのか?その事例」を紹介します。
では、行ってみましょう!
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昨日の話は子どもたちだけではなく我々大人にも役立てる内容です。ぜひ取り入れて目標達成に役立ててくださいね。
【昨日の記事】
モチベーションを維持できる目標の立て方
今日はそのように憧れの目標を持った子どもがどのくらい変わるのか?
その事例を紹介します。
その中でAさんを紹介します。
何故かと言うと、中学3年生の夏休み前まで全然勉強してこなかった彼女が「憧れの目標」を持った途端に、毎日目の色を変えて勉強し始めたからです。
7月の初旬に行われた模擬テストの結果はその当時の生徒の中でダントツのビリでした。
250点満点のその模試で2ケタだったのは彼女だけ。
そのくらい彼女は勉強をしていませんでした。
流石にその模試の結果は自分でもまずいと思ったらしく、わたしの言うことを聞いて「学校見学」に行き始めました。
そんな中で、ある海に面した高校に行ったところ「ピン!」と来たそうです。
「わーこんな学校があるんだ。ここで高校生活がおくれたらいいなあ」と言ってました。
もちろん、その時の彼女の内申点や模擬試験の結果では相当厳しい。
でも、彼女は「とにかくやるだけやってみる!」と今まで勉強してこなかった自分の生活を見直して、毎日勉強するようになったのです。
それは夏期講習以降も続きました。
授業がない日も自習に来てました。
約半年間、本当に目の色変えて勉強してましたね。
教師全員「目標を持つとこんなに変わるんですね!」と彼女の頑張りを見守っていました。
彼女の頑張りから内申点も6点上がりました。
でも、厳しいのは変わらない。
保護者との話し合いで「公立高校をチャレンジしてダメなら併願の私立」と覚悟を決めての受験。
入試では、7月の模擬試験の約2.5倍の点数を取りました。
これには驚きました。入試本番が過去最高点です。
でも、実は目標点数には3点ほど及びませんでした。
自己採点の結果を持ってきた彼女の言葉と表情は今でもはっきり覚えています。
「先生、目標点に行かなかった。だから多分ダメだと思う。でもね、私ね全然後悔していない。落ちても良いやって思えるんだ。こんなに自分が勉強できるんだ、頑張れるんだって分かったからね。それがとっても嬉しいんだ」って。
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結果は彼女の予想通りでした。
こういうブログでは合格した事例を書くべきかと思います。
もちろん、逆転で合格した例はいくらでもあります。
でも今日は彼女の事例を話しました。
何故かと言うと「自分の可能性に目覚めた」という、私がよく言っている「受験は人生の縮図。合格とか不合格とかだけじゃない。どれだけ人間として成長できるか」という点で彼女のあの言葉を紹介したかったからです。
因みに、Aさんは私立高校に行って現役で大学に合格しました。
学校の先生になるのが夢なんだそうです。
Aさんの件はキャリア理論の「計画された偶発性」にも当てはまるなと感じました。
これはスタンフォード大学のJ.クランボルツ博士の提唱している理論です。
ざっくり説明すると、目の前にあることをとりあえず一所懸命やってみよう。そうすれば夢は叶うかもしれないし、叶わなくても次の目標が出てきて、本当の自分のやりたいことが見つかって、結果幸せになれるよってものです。
可能性は無限です!
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