子どもとの溝をうめるための4つのこと。

子どもとの溝をうめるための4つのこと

なぜうちの子は理解してくれないのかしら?

子どもに勉強を教えているとき、何か用事を頼んだとき、子どもの反応が悪かったり、上手く伝わらなかったりして、イライラすることはありませんか?

心に余裕があるときならまだ我慢できるのだけども、疲れているときとかにそういう場面に出くわすとつい「なんでわかんないの?」とか言ってしまってないですか?

そういうことが続くと、積もり積もって「お母さんは私のことを分かってくれない!」という「母親不信」に陥ってしまう可能性が出てきます。

ひどい場合は、家庭内暴力につながったり、家出してしまったり……。

今日はそうならないために、子どもとの溝をうめるための3つのヒントと題して、
子どものどこを見ていけばいいのか」という話をしたいと思います。

これを読んでいただけたら、あなたのお子さんの成長に繋がりますし、イライラすることがなくなるので、子育てによるストレスが減ります。

そうしたら、日々の生活が楽しく過ごせるようになりますよ♪

では、行ってみましょう!

子どもの特性を理解して、その子にあったアドバイスをしましょう。

私が教える時に気をつけていることは、その子どもがどんな特性を持っているのかを把握して、その子にできるだけ合った教え方を考えることです。

例えば、2月5日に書いた記事子どもが勉強するようになる4つの学習パターンは把握したいところです。

今日は更に、子どもの特性をつかむヒントを紹介します。

認識のパターンを知りましょう

人間は物事を認知するのに五感を使います。

子どもたちを沢山指導していると、指導内容の認識を、視覚で認識するのが得意な生徒、聴覚で認識するのが得意な生徒、作業をさせるなど体感覚で認識するのが得意な生徒など、色々いることに気づきます。

もちろん全部を使った方がいいのですが、どれが優位なのかを知っておくだけでも役に立ちます。

例えば、視覚優位な子どもに「さっき言ったじゃないか」というのは酷な話なのです。視覚優位な子どもにはメモを書いて渡したり、写真や図を使ってみるなど、そういう勉強方法が向いています。

聴覚優位な生徒は、メモを渡されても忘れるケースが多いです。
ですから、メモを渡すときに一言口頭で伝えましょう。

また、体感覚が優位な生徒には「漢字を3回ずつノートに書いて覚えよう」など、実際に行なう作業を明確にしてあげることで、認識が深まります。

ですから、あなたのお子さんがどの五感を使って物事を認識しているのかを観察してみてください。

思考のタイプを把握しましょう

これは思考のタイプが抽象的なのか具体的なのかということです。
「何故」タイプと「何」タイプがあります。

「何故」の思考タイプは「抽象的」に思考し、「何」のタイプは「具体的」な思考を得意とします。

例えば「勉強することとは何か?」と子どもたちに聞いたとします。
そのとき「将来の夢を達成するために必要なこと」や「将来困らないようになるため」と答えたら「何故」の思考タイプです。
また「問題を解くこと」や「授業をちゃんと聞くこと」などと答えたら「何」のタイプです。

これはどっちが良いとかではありません。

実はモチベーションと関連が深いのですが、
目標を立てるときは「何故」の思考タイプのように「将来の夢や目標と結びつけて考える」と、モチベーションが高まることが心理学で分かっています。

また、はじめての事や難しいことをする場合には目先のやること、
すなわち「何」の思考タイプの方が、挫折が少なくなる
のです。

このように、定期テストで点数を取るという目標を達成する過程で、この思考のタイプの使い分けが重要になってきます。

その際に子どもがどっちの思考タイプなのかを把握しておくことで、アドバイスがしやすくなるのです。

目標のタイプと目標のフォーカスの当て方の傾向

目標を作るときにもタイプがあります。

その目標を達成することで「自分を成長させたい」と考えるタイプ「みんなに認められたい」と考えるタイプがあります。

これはモチベーションに関係してきます。

「自分を成長させたいタイプ」は挫折しにくいそうです。

「認められたいタイプ」は目標を達成しないと意味がないと考えるため、目標の難易度があがると投げ出す可能性が出てきます。このタイプは成果報酬があると燃えます。

また、その目標のフォーカスの仕方が「新しいことができるようになりたいから目標を達成したい」という「獲得」タイプ「何かを失わないために目標を達成したい」という「防御」タイプがあります。

自分にあったらいいなと思う能力」と「自分になくてはならないと思う能力」を比べてどちらの方が多く思いつくかを聞き出してみてください。
自分にあったらいいなと思う能力」の方が多ければ「獲得」タイプです。
自分になくてはならないと思う能力」の方が多いのであれば「防御」タイプと考えていいでしょう。

また、「だって点数取らないとお母さんに怒られちゃうもん」っていう子は「防御」タイプですね。
「点数取ってこづかいアップの交渉をするんだ」というのは「獲得」タイプです。

「獲得」タイプはポジティブシンキングと相性が良いので、モチベーションを上げやすいです。
しかし「防御」タイプの場合は、ポジティブシンキングは逆効果になりやすいのです。少し悲観的なくらいがちょうどいいのですね。
あなたの子どもがどっちのタイプなのかを把握して、うまくやる気を引き出しましょう。

知能に対してどのように捉えているかを知ろう

心理学に知能の暗黙理論というものがあります。
これは知能をどのように捉えているかというもので、「知能は努力で高めることができる」と捉えているのか、「知能は固定的であり努力してもほとんど変わらない」と捉えているかの2つに分けられます。

この違いによって、学習目標の立て方や学習活動への取り組み方に違いが出てきます。

知能は努力で高めることができる」と考えている場合、新しい知識を身につけることが目標になるので、難しい問題にぶつかっても意欲的に取り組んでいこうと考えます。

なぜなら、難しい問題が解けなかったという経験が、もっと違う方法で解けるのではないかと捉えるからです。また失敗の原因を努力不足として捉えるので、自分には能力がないというネガティブな感情が生まれにくいのです。

それに対し「知能は変化しない」と考えている場合、親や教師など周りからの評価を得ることが目標になるため、難しい問題への取り組みを避けるようになります。

このタイプは難しい問題は自分では無理であると考えるので、難しい問題を解けなかったという経験が、自分の能力が低いと評価されてしまったと捉える傾向があり、ネガティブな感情が出やすいのです。

ですから、あなたの子どもが「努力しても頭はたいして良くならない」と捉えているのであれば、
できる範囲でかまわないから努力していこう」と明るく前向きに接する必要があります。

もちろん、すべての事柄に対してどちらかに偏っているというわけではなく、教科によって、「英語はなんとかなる。でも理科は無理」といったケースが多いです。

これは勉強だけではなく、社会に出てからも大切な要素です。
今のうちに「知能は努力で高めることができる」という意識を持てるように育てていきましょう

このように、子どもの学習のタイプや知能に対する捉え方などには、タイプがあるということを理解していただけたかと思います。

どうでしたか?

このように子どもの特性をつかんでいくことで、子どもに対するアドバイスの仕方や教え方、躾に置いても、格段に効果に差が出てきます

もちろん、慣れないとうまくいかないことは出てきます。
そういうときは辛抱強く、子どもの特性を掴むようにしてみて下さい。

それができるようになると、あなたの人間関係も変わってきます。

ぜひ試してみて下さい。

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