今回の内容
母親の攻撃を見事にかわし、オール5を取って県下のトップ校に合格した女の子の話
おはようございます、長谷川です。
昨日は「子どものやる気を吸い取るダメ親たち」をテーマに話をしました。
今日はそんな環境にいながら自分を信じて可能性を伸ばした女の子の話です。
では、行ってみましょう!
——
・その子の母親は子供の可能性信じていませんでした
その女子生徒が入会してきたのは、中学2年生の9月でした。
印象は、不思議ちゃん(笑)
ぽわ~んとしていて女の子でした。
でも吹奏楽部で、部活の話になると目をキラキラ輝かせて話してくれました。
私の指導を素直に受け入れてくれて、メキメキ学力を伸ばしていきました。
私はその生徒にも「志望校を自分の目で見てしっかり決めなさい!」と伝えていたので、その生徒は3年生になってからあちこちの高校を見に行っていました。
で、その子が「この学校に行きたい!」って言ってきたのが県下のトップ校でした。
彼女はね、その高校の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきたのです。
その演奏に惚れ惚れした彼女は、その学校を志望校にすることに決めました。
そう、その学校に決めたんです。
ところがここで邪魔がはいります。
それが彼女のお母さんでした。
「あなたの内申点では無理でしょ。
諦めなさい」の一点張り。
私も面談したのですが「あの子のことを1番分かっているのは私です。
あの子には、あの学校に合格するのは無理です。
先生は、夢ばかり語って話になりません」とまで言われました。
・でもね彼女は諦めなかったんですよ
その子のお母さんとの面談の後、彼女から言われたのは「うちの母は変わってるんです。周りの人からも言われます。
先生、気にしないでね。私はお母さんに内緒であの学校に合格するために頑張りますから!」と言ってくれました!
彼女は頑張りました!
中3の前期で、彼女は内申点を38まで上げました。
でも、母親の態度は変わりません。
「あなたはいくら頑張っても無理」
の一点張り。
データでは合格している生徒はいます。
それを見せても、「うちの子には無理です」
世の中には子どもが望んでいることを拒否する親の存在がいるんだということを再確認しました。
・でもね、子どもの思いと努力が奇跡を起こすんだよ
11月後半に行われた保護者面談でも、母親の態度は変わりません。
変わらなかったんです。
ところがです、
彼女の、志望校に対する思いと努力が実を結ぶんです。
なんと、12月1日に学校で発表された彼女の成績は「オール5!」になりました。
凄いですよね、自分の思いを努力に変えたのです。
私は、その12月1日のことをよく覚えています。
何故なら、彼女のお母さんがアポイントメント無しに、血相を変えてスクールにやってきたのですから。
私は、お母さんに「ほら、言ったとおりでしょ。子どもの可能性は無限なんです。」と言いたかったのですが、それは大人気ないかなと思い堪えました笑。
お母さん曰く「あの子がオール5なんて……」
明らかに動揺しています。
でも、お母さんも「あの子がこんなに出来るなんて信じられない」と言いつつ
「もう学校説明会は無いのでしょうか?」と言ってきました。
調べたらちょうど3日後に最後の学校説明会があったので、それをお母さんに伝えました。
お母さんは丁重に感謝の気持ちを私に伝えながら帰っていきました。
どうですか、この話。
15歳の女の子が、母親からの「諦めなさい」という言葉を「拒否」して、自分を信じて頑張ったんですよ!
凄くないですか!
私は今でもその子のことを思い出すとジーンとしちゃいます(笑)
子どもの可能性は無限なんですよ!
PS もちろん、彼女はその志望校に合格しました!
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