計算力を飛躍的にアップさせるノートの使い方

ノートの使い方【計算】

こんにちは、長谷川です。

今日はノートの使い方です。
私が過去に約2000人を指導してきました。主に算数・数学・理科を担当しています。
理系教科をしっかりとできるようになるためには、計算を正確にできることが必須ですね。

そこで、今日は【計算力を飛躍的にアップさせるノートの使い方】を紹介します。

 

私は初めて来た塾生にはこのプリントを渡して指導していました。写真にして載せたので、2段になっていますが、実際は1枚のプリントです。

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はじめは同じ内容を黒板に書いて指導していたのですが、1回ではなかなか定着しないので、プリントにして渡していました。そしてノートの使い方がしっかりとできるようになるまでは授業に持って来てもらいました。

このやり方は先輩教師から教えて頂いたものに、自分で学んだものを混ぜたものです。TOSSの向山洋一先生の本から参考にさせてもらっているところもあります。

あれこれ試してみて、このやり方が1番効果的だったので、この手法に落ち着きました。もう23年以上このやり方で指導しています。

 

前にお伝えした3ヶ月で数学が満点とった女子生徒もこの方法を忠実に守っていました。
参考記事
>>たかが点数、されど点数
この生徒は中学3年間このやり方を守っていました。
オール5を取って県下のトップ校に進学した一因と言っても過言ではないかもしれません。

ノートは22行のものを使っていました。

今ならこれもおススメですね。

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ポイントは大きくゆったり使うこと、答えの後は1行空けること

ポイントは大きく使うことです。

生徒の中には「もったいない」と感じて詰めて書く子がいるのですが、ノートは大きくゆったりと使うように話をします。

計算式は問題の下に=を書いていきます。横には続けません。
なぜかというと、答えを間違えたときに、どこで間違えた箇所を探しますよね。
そのときに、途中式を縦に書いていくと間違えた箇所を見つけやすいからです。

また、分数は2行使って大きく書きます。
このことで、約分した数字をしっかりと書けるようになります。

そして、答えの後は必ず1行空けること。
これをやることで、答えの場所を確認しやすくなり、丸付けのがしやすくなるんですね。

逆にこれをやらないと、答えを見つけるのが嫌になり、「丸付けをしない」とか「解答を見ないで全部丸をつける」ようになるんですね。

意外と多いですよ、とりあえず全部丸をつける子ども(笑)

 

また、中には説明だけではできるようにならない生徒がいます。
その場合には赤ペンで1回見本を書いて、それをなぞらせます
これとっても効果的です。

これを2,3書い繰り返すと、ほとんどの子どもたちはできるようになります。

計算問題を暗算でやれる生徒には「○○くんの暗記力は凄いから、先生にその頭の中をノートに書いて見せてよ」って言うと書いてくれるケースは多くなります。そこは辛抱強く指導していきましょう。

ノート指導にはお互いの根気が必要です。
1回できるようになって、そのまま定着する子どもと、すぐに元に戻る子どもがいます。
叱らず根気よく指導していきましょう。

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