数学(算数)が得意なのにテストで100点が取れないときの処方箋

数学(算数)が得意なのにテストで100点が取れないときの処方箋

こんにちは、長谷川です。

今日のテーマは「数学が得意なのにテストの点が思ったより取れていない子どもたちへの処方箋」です。

それでは行ってみましょう♪

数学(算数)が得意なのにテストで点が取れない3つの理由

長年数学を指導してきて、「この生徒力あるな!」と感じていたのに点数が思うように取れていない場合、原因としては主に次の3つが上げられます。

1.用語をきちんと練習していない。
2.暗算に頼って筆算をしない。
3.問題文の重要事項にまるを付けたり線を引いたりしていない。

1つずつ説明しますね。

1.「用語をきちんと練習していない」

これを最初に持ってきたのには理由があります。
特に数学が好きな子で国語(特に漢字)が苦手な生徒は、この傾向がめちゃくちゃ高いからです。

数学のテストで「用語?」って思われる方もいるかもしれませんが、結構な確率でテスト範囲にある「数学の用語」が穴埋め形式で出題されます。

特に1番に持ってくる先生が多いですね。

例えばこんな出題がされます。

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1.次の( )にあてはまる用語を書きなさい。
(ア) χの値を決めると、それにつれてyの値もただ1つ決まるとき、yはχの( ① )であるという。

(イ) 2つの変数χ,yについて、yがχの1次式で表されるとき、yはχの( ② )であるという。

答え:①関数 ②一次関数
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とかく数学が得意な子どもは、テスト前に教科書を見直さない傾向が高いです(笑)
特に「普段のミニテストができてる」とか「問題集が解けているから」大丈夫!って思っていると、こんなところで失点してしまいます。
もったいないですね。

ですから、テスト前に教科書で太字になっているところは必ず覚えるように言ってくださいね。

2.暗算に頼って筆算をしない

これは数学が苦手な生徒にもよくあることなのですが、実は数学が得意な生徒が「筆算をバカにして、暗算でといた結果間違える」ということは多々あります。

特に応用問題の場合は、計算しながら思考しなくてはなりません。このとき筆算をしないで暗算で解いた場合、当然のことながら思考のスペックが落ちるんです。これは次の3とも関連してきます。

ですから、数学はそれほど得意ではないんだけれども、途中式をきちんと書ける子どもや筆算をしっかりやる子の方が数学が得意だと思っている生徒より点数が高くなるケースがあります。

もちろん相当なハイスペックな計算能力を持っている場合は別ですが、試してみる価値はあると思います。

3.問題文の重要事項にまるを付けたり線を引いたりしていない。

これは2とも関連してくるのですが、問題文に書いてある「問題を解くにあたり大切な情報を取り出して整理する」ことを習慣化してないわけです。

ある程度能力が高い場合は、それで何とかなってしまうのですが、学年が上がっていくうちに対応できなくなり、結果的に「昔は数学得意だったんだよな」という結果になってしまうケースが多いです。
特に高校数学で躓くケースが多いと感じています。
この場合は先程の「問題を解くにあたり大切な情報を取り出して整理する」ことを習慣化するだけで、再び得意になるケースがあります。

要は、頭にあることを「可視化」して「思考をしやすくする」ことなんです。

「思考をしやすくする」ためには、脳の働きを「思考に集中」させなければなりません。
そのときについ「暗算」してしまったり、重要なデータを「暗記」してしまったりすると「脳の働きを思考に集中する」ことができなくなります。

ですから「紙に書き出すこと」=「可視化」を普段の勉強から習慣化することが大切です。

それが習慣になると、
今度は、問題文に書いてあるデータを「表」や「グラフ」のして考えてみるなどのことができるようになってきます。
これは前回の記事にもかいた「抽象化」のことです。

関連記事⇒一次関数を得意にするための2つ視点

これができると、単に数学ができるようになるだけでなく「社会生活で活躍できる」ようになります。
例えばマーケティング・リサーチしたことから新しい企画を考えていく作業に繋がるわけです。

数学が特にな子どもたちはなぜか「暗算」でやる方が「凄い」と刷り込まれていて、「途中式を書くこと」を「ダサい」って感じています。
それが転じて「紙に書き出すこと」を「ダサい」と錯覚しています。

ですから、その錯覚を「抽象化できることは将来活躍できる」ので「カッコいい」に修正してあげてください。

「具体」と「抽象」のやり取りを出来るようになることは数学を学ぶ上でとっても大切なことなのです。

以上、「数学(算数)が得意なのにテストで100点が取れないときの処方箋」でした。

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