今回の内容
おいこら!そんなんで記憶できるわけ無いだろ!!
おはようございます、長谷川です。昨日、新入会の生徒がきました。やっぱり「正負の数」がボロボロでした……。その子を指導していて気づいたことがあるので、それはまた後日シェアします。
今日も好評の記憶力シリーズです。
第3回の今日は「記憶力シリーズ3:おいこら!そんなんで記憶できるわけ無いだろ!!」です。
では、行ってみましょう!
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・おいこら!そんなんで記憶できるわけ無いだろ!!
うちの次男が小学生だったときのことです。
たまたま平日に休みになり、次男が学校から変えてきました。
学校から帰ってきた次男は帰るなり、大好きなゲームをせずに学校の宿題の漢字ドリルをやり始めました。
父親としては「おっ!偉いじゃん」って喜ぶところでした。
ところが、途中覗きに行ったときに次男が
「ぱぱ!見て!こうやるとね漢字ドリルが簡単に終わるんだよ!」
って自慢してきました。
そのやり方と言うのは、漢字の左一部(偏)だけを下に書いて、それが終わると残りの右側(旁)だけを下に書いていくものでした(苦笑)
そこで私は「おいこら!そんなんで記憶できるわけ無いだろ!!」
って叱ったわけです。
まぁ要領の良さ点では花マルレベルですけどね(笑)
・勉強するときに意識させよう!
記憶系の勉強するとき、子どもたちは面倒くさいので、いかに楽に終わらせるかを考えます。
これ、算数とか数学とか、計算の過程を工夫しするという思考であればGOODなのですが、暗記系ではまずいですよね。
もちろん工夫して暗記できていればいいですよ。
でも、このときも案の定次男は漢字を覚えていませんでした。
漢字を覚えることに意識がいかずに、宿題を早く終わらせることに意識がいっていたのです。
じつは子どもに悪気はありません。
ですから、大人の我々が「宿題をやる意義」をしっかり子どもに伝える事が必要です。
このときに、頭ごなしに叱っては行けません。
(この時の私は叱ってしまいましたが(苦笑))
心理的リアクタンスが発動して、何もいいことありません。
それよりも、子どもと一緒にゲーム感覚で覚える競争をするとか、クイズ大会にするとか、工夫するのも手です。
このゲーム感覚って実は大事で、ものすごく記憶に残るんですね。
何故なら、前回紹介した「エピソード記憶」になるからです。
「知識記憶」は取り出すのに、トリガー的な要素が必要なのですが、「エピソード記憶」は思い出しやすいのです。
・記憶力が苦手な生徒に共通なこと
あと記憶力が苦手って言っている子どもに共通なこと、それは「想像力不足」です。
イメージしてないんですね。
例えば、漢字を覚えるときに、その意味とか全く考えずにひたすら書いていたり……。
英文をおぼえるのでもそう、英訳した状況を想像せずにただひたすら字面を眺めているんです。
これでは「記憶」なんてできません。
ですから、イメージさせることを意識させてくださいね。
ストーリー仕立てにするのも効果的です。
これだけで劇的に変化する子どもは多いですよ。
お試しあれ!
もし、きちんと「正負の数」について勉強し直したい方はこちらをご覧ください。
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