子どもが勉強するようになる4つの学習パターン

自分の子どもの学習パターンを把握していますか?

日頃の子どものことを見守っていると、「あれ?伝えたことができていないとか」「あんだけやっておいてと言ったのに、やってない」とか、そんなことはありませんか?

私は沢山ありました。
子どもを3人いるので、その分「あれ?」って思う回数も多くなると思うのですが、沢山ありました。

今日の内容を実践していただけたら、「あれ?」って回数が少なくなりますし、子どものテストの点数が上がるきっかけになります。

では、いってみましょう!

子どもの行動の学習パターンを知ろう

人間が行動を起こすためには、幾つかのパターンがあります。

要は、あなたが子どもに何かをして欲しい場合、うちの子どもはどのパターンだと行動するのかを把握して、それに則って伝えることで、子どもは行動しやすくなります。

このブログは一応学習がテーマなので、今回は「勉強する」という行動を例に説明します。

「勉強する」という行動を促すために

あなたの子どもが「テスト」で点数を取るためには、「勉強する」という「行動」を起こすことが必要です。

子どもが「勉強する」という「行動」を起こすのには4つのタイプがあります。

4つの学習タイプとは?

子どもが行動を起こすための「4つの学習パターン」。

それは「理由タイプ」「根拠タイプ」「手順タイプ」「即勉強タイプ」の4つです。

あなたの子どもがこの4つのタイプのどの傾向が強いのかを把握することで、子どもに「勉強を促す」ことができるようになります。

では1つずつ説明していきます。

「理由タイプ」

これは勉強するのに意味を考えたり理由を求めたりするタイプです。

「なぜこれをしなければならないのか?」その理由がわかると勉強できるようになります。

ですから「テストで結果を出すために勉強すること」の意味や理由を説明することで勉強するようになります。

行動したときの利点だけではなく、しなかったときのデメリットも伝えるといいでしょう。

子どもに夢がある場合、
例えば、ダンスが大好きで上手くなりたいと思っているならば、「勉強するとあの学校に行ける可能性が広がるよね。あの学校のダンス部はレベル高くて有名なんだって」「今回のテストで点数を取らないと志望校を変えることも考えないとね」などです。

デメリットを伝えることは、子どもの為にならないし脅しているから良くないという人もいますが、人間の行動は「快楽の追求」と「苦痛からの回避」で生まれます。

確かに、デメリットを伝えるばかりではまずいと思います。しかし、褒めてばかりでも「行動しない子ども」はいます。
要はバランスの問題です。「きれいごと」ばかりでは子どもは成長しません。

「根拠タイプ」

これは勉強するのに背景や事実を求め、確信を得た場合に行動するタイプです。
データ、証拠、成功した先輩の話などが有効です。

その話が本当なのか?誰が言っていたのか?
そんなことを気にするタイプです。

ですから、
「◯◯先輩のことあなたも尊敬していたよね。その先輩のお母さんとこの間話をしたら、こんな勉強方法していたんだって」「新しくできたあの塾って◯◯高校に100人も合格者出しているんだって」のように伝えましょう。

要は「勉強した結果」の裏付けが欲しいタイプですね。
本をよく読む人はこのタイプが多いと言われています。

「手順タイプ」

具体的なやり方がわからないと勉強できないタイプです。

問題集のどのページをどの順番に解いていけばいいのかを伝えることで、勉強をやり始めることができるタイプです。

中にはそんなことまで言わなくたって考えればわかるだろうと思われる方がいるかもしれません。しかし、どのような順番で何をどう解いていけば良いのかを伝えることは、この「手順タイプ」にはとても大切なことなのです。

私も集団指導の学習塾で指導していたときは、黒板に「1.演習するページ・2.問題番号・3.提出する」みたいに番号をつけて、流れを書いていました。

ダイエットの広告で、ステップ1、ステップ2のように書いてあるのがありますよね。あのイメージです(笑)

「即勉強タイプ」

これは勉強方法を聞いたらまず行動するタイプです。

こういうタイプには「この問題集やるといいんだって」「前回のテストって学校のワークから沢山出題されたんだってね」と伝えるだけでOK^す。

授業でもいますね。まだ説明しているのに、やり方がわかった瞬間にテキストを解き始める生徒。それはこのタイプなのです。

もちろん人は全てのタイプを持っています。4つのタイプのうちどの一面が強いのかを調べ、順番をつけて見て下さい。
そして優先順位の高い方から色々試してみて下さい。

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